国鉄特急色
通称国鉄色と呼ばれるこのカラーは1958年に登場した151系から採用されているクリーム4号と赤2号の塗色であり、国鉄型特急の代表的なカラーである
もちろん1973年から登場した381系にも採用された
その中で出雲の381系は1981年~1998年頃までこのカラーをまとっていた
しかし2022年3月19日からやくも号運転開始50周年を記念して6連1本を国鉄特急色に復刻されることとなり、3月1日にはH1編成が国鉄特急色をまとい、クハ381ー109とクモヤ145ー1105を控え車として後藤総合車両所を出場し、江尾まで試運転を行い同日中に出雲支所まで回送された
続く17日にはE5編成が後藤総合車両所を出場し、江尾まで試運転を行い同日中に出雲支所まで回送され、その後6連に組み直し、2022年3月19日に運転を開始した
編成は出雲市方からクロ381—141、モハ380—71、モハ381—71、サハ381—231、モハ380—66、クモハ381—507のE5編成+H1編成の6Bで運行、後藤総合車両所出雲支所A321仕業、やくも8、9、24、25号で運転された
2024年6月14日をもって運行を終了し、7月2日にE5編成が、16日にはクハ381ー108とクモヤ145ー1105を控え車としてH1編成がそれぞれ後藤総合車両所に廃車回送
10月12日に最後まで残っていたクロ381ー141が解体されたことによって国鉄特急色は消滅した
出雲の381系国鉄特急色の歴史
1981年3月12日~1998年頃
2022年3月1日~2024年10月12日
タイムテーブル
0:00 2023年12月24日 特急電第1008М やくも8号