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前川民間防空壕/60掘られ壕 注意‼(人骨が残されています) 2021年 5月

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南城市・前川地区、集落の外れの小高い山の中腹に「民間防空壕群」はあります。壕は山沿い1キロほどに、連なるようにおよそ60掘られており、住民壕の集まりとしては、沖縄戦で最大の規模です。
住民たちが、家族のためにツルハシなどで石灰岩を掘った小規模な壕は、天井が1.5メートルほどで、60の壕でおよそ600人が生活しました。壕作りが始まったのは昭和19年10月、壕の生活が一変したのは、昭和20年5月下旬のことでした。本島を南下していたアメリカ軍は、前川地区に迫りました。つかまれば虐殺されると恐怖を感じた住民たち400人余りが壕を出て、日本軍の退却にあわせ、本島最南端に向けて逃げましたが、激しい砲弾の中、その半数が犠牲になりました。
壕に残った家族にも悲劇がありました。体験者たちの証言を積み重ねると、日米の軍の攻防の狭間で、7つの壕の20人余りが集団自決で亡くなったことがわかりました。前川地区は、沖縄戦で当時の住民の3分の1が犠牲になったということです。

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