今回の患者様は妊娠8ヶ月もうすぐで9ヶ月目に入る妊婦さん
2日前から急な恥骨周辺の痛みで正常歩行も難しいほど
受付から診察室にも真っ直ぐに歩けない痛みで来院されました。
(受付スタッフがあまりに痛そうなので心配したほどでした)
急な痛みで正常に歩けないほどで、産婦人科に相談するも骨盤ベルトして我慢してと言われ
どうしようと悩まれてご連絡いただいたようです
当院では現在、院長が急な連絡の患者様を診ることはほとんどないのですが、
この日は本来診察する患者様が急なキャンセルで時間が空いたので本当にたまたま診察することができました。
来院時診察室に入るのにも壁などを使わないと満足に歩けないほどで、
お話を聞くと急な痛みが2日前からだとのこと
とにかく痛みが強くて・・・とのこと
ごく軽度の触診圧でも痛みがある様子で、妊婦さんの恥骨の直接的な施術は危険なので、遠隔(遠い部分の施術をすることで目的の患部の痛みや症状を緩和する方法)での施術が可能かを探りながらの診察を行い、部分的に反応が認められたので、説明をした上で施術を開始
通常の妊活などの妊娠中の患者様に行う体の緊張を取り除く処置をしてから、痛みを緩和する処置をスタート。ここまででも歩けるようにはなりましたが、施術途中で腎ストレスの問題があることがわかり、大腰筋の施術を行うとほぼ全ての痛みが緩和しました。
もちろん再発の可能性はあるのでその説明もしっかりさせて頂きました
お会計の時に「スキップして帰れそう♪」とすごく嬉しそうに帰られたと受付スタッフが報告してくれました。
本当にたまたま診察できた方ですが、痛みのない状態に出来てよかったです。