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三味線独学の基礎授業 開放弦の弾き方。撥の弦に当たる角度は90度。撥はしっかり上げる。右の手首が支点になって弾く。開放弦の口三味線はドントンテン。長唄。細棹。#三味線#弾き方#shamisen

三味線と遊ぼう 41,444 lượt xem 4 years ago
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三味線を弾けるようになるには、開放弦で、弾き方の基本を体になじませることが大切です。自分のからだに構えて弾くのが三味線なので、構える位置とか三味線の角度、撥の持ち方と動かし方、どの指に力が入っているのか、手首を支点にしっかり撥を上げて弾くことができているか。そして、何より、無駄に疲れていないか、ということが重要です。

https://youtu.be/gjFN7O2FFoA 1年後の撥の持ち方についてです。

右手に力が入っていると、練習後に右腕だけでなく、右の背中がとても疲れます。私も当然力が入りすぎていたので、疲れましたし、よく三の糸が切れました。だから、開放弦で、撥を上げて弾く練習をしながら微調整をし、体に馴染ませていくことが大切ですね。

また、同時に口三味線を覚えることも大切です。譜面を見て弾く前に、口三味線が自然に出るようになっていると、曲の習得に役立ちます。開放弦は一の弦がドン、二がトン、三がテです。ドントンテンですね。短い音の時は、それぞれ「ン」がとれて、ドトテになります。

私はバイオリンを習っていたので、まず最初に、必ずボーイングという弓使いの練習をしていました。弓の先の方向にや、弓が下に来た時、逆に上の時の手首の動きの練習です。それを4本の解放弦で何回かやるのですから、なんとなく習っていた子供にとっては、うんざりでした。さらに、その次は左手の指使いの音階練習の曲。これもつまんない。それから、やっと曲になります。ここまでくれば楽しいのですが、その前の基礎練習が面倒でした。でも、今思うと、とても大事な練習だったなと思います。

昔のお三味線のお稽古は、週に何回かあって、楽譜など見ずに、曲の少しの部分を口三味線と共に習い覚える、そして、唄も一緒に覚えるというものだったようです。三味線と唄はメロディが違うので、いわばバイリンガルですね。そういうスタイルなので、開放弦だけで弾いて、撥の使い方だけを開放弦で特別練習をするということはなくても自然と正しい撥使いができてきたようです。

私のように、大人になってから習い、月に2~3回しかお稽古に行けず、平日の練習も難しいとなると、とにかく曲を譜面通りに弾けるようになりたいということで、曲の練習ばかりします。バイオリンの時のように、撥使いだけの練習をするという意識がありませんでした。
お稽古では、曲を弾く中で、撥の持ち方や構え方、弾き方もいろいろ教えていただきました。でも、仕事をしていると練習時間に限りがあって、たくさん情報をいただいても、消化しきれないのですね。

今思うと、時間がない時でも、自分で開放弦で撥の動かし方の基礎練習だけをして、音が外に聞こえてはいけない夜に、口三味線で曲を覚えればかえって効率がよかったなと思います。

基礎練習だけで、曲を習わないと面白みがないという事もありますが、正しく弾けるといい音がでるので、開放弦だけでも気持ちよくなる。私は、お三味線の音が子供の頃から好きだったので。お稽古にいくと先生が調弦で開放弦を弾かれる最初の「ドーン」という音だけで、アルファ波が出ているのを感じ、「来てよかった」といつも思っていました。

独学では、曲が弾けると楽しいですが、この撥の持ち方、撥の動かし方、三味線の構え方、ここをきっちりやってくださいね。それと口じゃみせんも忘れずに。

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