車両:E825-3
電動機:MT207形 かご形三相誘導電動機 (300kW)
制御器:CI30A形 IGBT素子VVVFインバータ制御(日立)
2024年3月改正で山形新幹線つばさ号向けでデビューしたE8系新幹線の走行音です。
2024年度より、現行のつばさ用E3系2000番台を全て置き換える計画とのことです。
E6系こまち車両をベースに設計しているそうですが、電動機・制御器もE6系ベースとなっているそうです。
東海道新幹線のN700sはSiC-MOSFETを採用する一方で、一世代前のIGBT制御をE8系では採用したそうですが、これはE6系と機器類を極力共通にすることでのメンテナンス効率化を目的としているようです。
ただし、静粛性に関してはここ最近の新幹線の中でも群を抜いているため、殆どインバータ装置からの励磁音が聞こえない、録り鉄泣かせの車両でもあります。
ところで走行時にストローク長めの縦揺れでポヨンポヨン跳ねるような挙動がありましたが、これは車体断面起因のものなのか、台車起因のものなのか…
著しく乗り心地を損なうものではありませんし、気付く人もあまりいないと思いますが、少しだけ気になりました。