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①地震保険のカラクリ②夏に簡単に除湿する方法③プロと素人の一番の違い④数値よりも体感⑤G3で一種換気を付けても寒い家

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00:00 はじめに
01:12 ①地震保険のカラクリ
06:30 ②夏に簡単に除湿する方法
12:02 ③プロと素人の一番の違い
16:23 ④数値よりも体感
19:28 ⑤G3で一種換気を付けても寒い家

今回は質問コーナーです。今年もみなさんからいただいたコメントを、他の視聴者の方と共にシェアしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

まずは、以下の動画に対するコメントです。

◼︎地震保険には加入した方が良いのか?
https://www.kosodate-sekkei.co.jp/blog/jishin_hoken_kanyu/

「保険は加入者の判断で入るのですから、なんとも言えませんが、説明にあった地震保険は、ちょっとひどいと思いますね。震度6.8なら、耐震等級3の家はほとんど被害はないでしょう。それ以上揺れれば被害があるかもしれませんが、その時は保険は出ないんだから、役に立ちませんよね。いろんな地震保険があるのでしょうが、大概は、震災後の生活を支援するための保険だと言っていて、被害を補填するものではないというのが、基本的な考え方です。つまり保険金で家を建て直すものではないということです。避難先での生活を助けるためのものです。私的には、群馬など、家が少ない場所で入るにはいいかもしれないと思いますね。東海とか関東では入ってもしょうがないかと思います。地震の被害が少なそうなところで入るもの。なぜなら、支給の総額の限度があるからです。被害が少なければ全額出るけど、被害が大きければ頭割りになるから、いくらも出ない。東海や関東では、被害は膨大なものになるかもしれないので、スズメの涙ほどしか出ないかも。掛け金も高いので、その分、耐震性能を高める方が有効なんじゃないでしょうか。入る人の判断なので、一概には言えませんが。火災保険なんかとは、基本的に考え方が違うということは、理解しておいた方がいいでしょう。」

地震保険と一口に言っても、場所によって全然違います。特に東海は大きな地震が発生する確率がどんどん高まっているので、保険料は高くなるし、仮に地震が起こった時には、耐震等級3でも壊れてしまうかもしれません。そうなっても保険金は出ないという理屈になります。本当であれば、災害が起こりにくいところの方のためにカバーするというのが、保険の考え方なんじゃないかと思いますが、そうなっていないのが事実です。

私の知り合いで保険関係の本を書いている方もたしか言っていましたが、保険というのはカジノと同じ感じだそうです。胴元がいて賭けるわけですが、どうしても向こう側が勝つようにできている。保険の原則も同じみたいです。そうでなければ保険会社さんは、日本全国の各都道府県にバンバンと自社ビルを建てることもできないでしょう。また、支店長さんクラスになったらものすごく給料がいいはずです。それが悪いというわけじゃないですが、やっぱりそういうものなんじゃないかと思います。

ただ、自動車保険に関してはあれだけの保証では安いんじゃないかという感じがします。車にもよるけど、5万〜6万円でかなりの保障が手厚く受けられるわけだから、請け負った方にとってはかなり安いはずです。それに対して地震保険というのは、かなりブラックボックス的だと思います。地震保険に入るのは個人の判断によりますが、それと同時に、耐震性能を高めることが有効だというのが、1つの答えなんじゃないかなと思います。

次は、以下の動画に対するコメントです。

◼︎①8年経った下田島モデルハウスのウッドデッキの裏側②新住協ビジネスが蔓延しているようです③家づくりで失敗しづらい方の思考④当社の家がグレードアップします(しています)⑤トラブル続きで家が完成しません
https://www.kosodate-sekkei.co.jp/blog/model_house_deck/

「動画の内容と直接関係はないのですが、質問させてください。こちらのYouTubeで勉強させていただき、家を建てて2年経ちました。新築の頃は仕方ないと思っていましたが、この夏も湿気が辛くて、除湿機を購入することにいたしました。以前に三菱のMJPV240RXがおすすめとお話しされていましたが、今も同じでしょうか?ご教示いただけましたら幸いです。」

新築の家というのは、建てて1年ぐらいは湿気が出ます。冬は特にそうです。当社のお客さんの家も、冬にお引き渡しした方の家は、中の湿度環境がいい感じになっています。床下エアコンを設置していると、床下エアコンの熱が、床下の基礎の水分を乾かしながら連れてくるので、室内の湿度が50%以上になったりします。ただ、2年目になると乾燥するので、加湿が必要かなという感じがします。この方は夏の湿気が辛いと言っていますが、夏の湿気対策に除湿機を使うと、すごくコストがかかると思います。

以前このモデルハウスで実験したことがあって、「除湿機1台で延床面積30坪のモデルハウスを除湿できるのか?」ということをメルマガに書きました。実際、除湿はできましたが、デメリットとして電気代がすごくかかるということがありました。それだったらエアコンで除湿した方がいいのですが、エアコンは除湿機ではなく空調機なので、湿度だけを上手く調整するのは難しいです。そのため、床下エアコンと屋根裏エアコンがついていたら、再熱除湿をするのが効果的です。ただ、2台動かすので、これも電気代がかかります。再熱除湿エアコンというものもありますが、これも室内の空気が上手く回らないような間取りだと難しいです。じゃあどうすればいいのかというと、日射を入れることで、水分を飛ばしてエアコンを上手く動かします。これが一番簡単な夏場の除湿方法です。

話を戻すと、たしかに三菱の除湿機はサイズもいろいろあるし、私の自宅でも使っています。私の自宅では洗濯物を乾かすのに使っていますが、もし可能であれば、日射を入れてみるということもテストしてもらいたいです。温度が上がっちゃうかもしれませんが、その分、水分が飛んで意外に快適になったりするものです。日射を入れる量は、その家によっても窓の使い方によっても違いますが、当社のお客さんにもアドバイスしています。

夏場に暑いからと、ハニカムブラインドとアウターシェードをで閉じて、日射を入れないようにする方もいるかもしれませんが、こうした方が快適になったりします。その結果として、「エアコンを動かすなら電気代を食うことになるじゃないか。」と言われるかもしれませんが、太陽光発電をつけていれば電気代はかかりません。仮にかかったとしても、せいぜい1000〜2000円です。その程度で気分良く過ごせるなら、それもよしなんじゃないかと思います。ただ、これは考え方次第ですから、無理強いはしません。

次は、以下の動画に対するコメントです。

◼︎①珪藻土の色で性能が変わる②漆喰は調湿材とは言えない③メーカーのカタログ数値は信用出来るのか?④劣化しやすい珪藻土の見分け方⑤珪藻土が剥がれるのは何故か
https://www.kosodate-sekkei.co.jp/blog/keisoudo_seinou_choushitsu/

「成分中45%がメソポア珪藻土のものを自分で塗ってみました。調湿性能的にはどうかと思いますが、素人でも何とか塗れました。」

YouTubeでも、素人の方がDIYで何かを作ったという動画は、再生回数が多かったりするし、楽しいですよね。珪藻土を塗るのは、芝生を張るのと同じです。芝生を張ること自体は難しくありませんが、それを張るための下地をちゃんと作ったり、土の中に肥料を撒いておこうと考えたりする必要があります。芝生を買ってくるのはいいけど、植えた後に枯れちゃったら困るので、信用できる植木屋さんから仕入れて張った方がいいです。なおかつ、張る季節を見ることが大事です。例えば当社の施工エリアだったら、芝生を張るのは12月までかなという感じです。1月〜3月に外構工事をする場合には、芝生を張らない状態でお引き渡しになります。4月になってから天候を見て張るということで、お許しいただいています。

素人の方がカインズホームなどで芝生を買ってきてやった場合、上手くつかなかったり枯れちゃったりしても、仕方がないと思います。ただ、プロにお金を払ってやってもらったのにそういう状態だったら、ふざけるなという感じになりますよね。なのでやっぱり、プロと素人さんとでは、責任感という部分が違うのが事実です。

次ですが、2つ目の質問と同じ動画にいただいたコメントに対して、私が下記のようにコメントしました。

「なかなか厳しいコメントをいただき、ありがとうございます。でも、私も同じように感じることもあったりします。飲み会のような仲良しグループ化しているような場合もあったりします。それもそれで悪いことではないとも言えますが、何となく違和感を覚えてしまうのも事実だったりします。それと、今回のYouTube動画を配信した後にわかったことがありました。それは、明らかにおかしな数値をHPに掲載している住宅会社があることです。こちらも某◯◯会員の方ですが、私が横目で現場を見る限りは、そんな数値ではないだろうなと感じました。とは言っても、もしかしたら私の見えない部分に、隠し断熱材を入れているのかもしれませんが(笑)。私も勘違いしないように気をつけます。」

こういうのは言ったもん勝ちというのもあったりします。ただ、消費者の人はバカにできないので、説明できなければ「何だお前!」と思われてしまうかもしれません。騙せる人もいるかもしれませんが、騙せない人からはものすごい反応が来るということを考えておかなければいけないと思いますし、事実を言い続けないと、何かあった時にまずいんじゃないかなという感じはします。

次は、「下田島モデルハウス 実験1・2」というメルマガ配信動画に対するコメントです。

「一種換気と三種換気に違いはでるのでしょうか?」

一種換気と三種換気の違いといっても、なかなか難しいです。一種換気は決して悪いものじゃないんだけど、機能する条件というのがあるわけです。極端な話、春や秋に一種換気をつけても、別に室温が変わるわけではありません。かといって冬に一種換気をつけても、ものすごく暖かくなるわけじゃないです。これはあくまでも私の勝手な意見ですが、G3の家を作り、一種換気をつけて熱損失を徹底的に減らしたとしても、日射取得ができていなかったとしたら、その家は寒くしかならないと思います。日射取得のできないG3で一種換気の家よりも、G3で三種換気で日射取得ができる家の方が確実に暖かいです。日射取得ができる状況の場所なのに、それを生かさない間取り・配置計画をしながら、G3で一種換気の家を作ることに力を入れているのは、もったいないなという感じがします。

かなり端折ってるので、もうちょっと詳しく知りたい方は、感想文を送っていただければメルマガで言うなどします。また、当社の施工エリア内の方は、モデルハウスやオープンハウスに来ていただければ、さらに突っ込んだ本音の意見が出てくると思います。

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