一度に1房は食べきれないぶどうを、おいしさそのまま、皮もむきやすくなる保存法があるんです!
■皮もむきやすくなる!
ジューシーで濃厚な甘味が魅力のぶどう。旬を迎え食卓に上がる機会も多いと思いますが、自宅での保存はどうしていますか?
60代(常温)
「ほとんど買ってきてすぐに食べてしまう」
「(Q.常温のまま食べる?)食べちゃう」
70代(冷蔵)
「普通に冷蔵庫に入れてます。そのままラップに包んで」
60代(冷凍)
「冷蔵庫に入れちゃって、食べきれない分は冷凍」
ぶどうはどう保存するのがベストなのか、農林水産省の広報誌を監修する、料理研究家で食品保存アドバイザーの島本美由紀さんに教えてもらいました。
島本さん
「この時期おすすめのぶどうの保存方法があるんです。この保存方法だと皮もむきやすくなります」
この季節ならではのぶどうがおいしく楽しめ、さらに皮もむきやすくなるのは常温?冷蔵?それとも冷凍?どこに保存すればいいのでしょうか。
■コツは「軸の部分を数ミリ残す」
島本さん
「ぶどうは1粒ずつ冷凍するのがおすすめです。保存期間はだいたい3カ月ぐらい」
食品保存のプロがおすすめする保存方法は、なんと1粒ずつ冷凍です。そして3カ月おいしく持たせるためにはコツがあるんです。
島本さん
「3ミリから5ミリぐらいを目安に枝(軸)を残して切ってみてください」
軸の部分を数ミリ残す、そのわけは?
島本さん
「実をもぎ取ってしまうと穴が開いてしまって、そこから乾燥して劣化の原因につながっていくので、(軸を)残して切って保存するというのがポイントになります」
切った後は軽く洗い、水気をふき取ったら冷凍用の袋に入れて冷凍します。
冷凍は3カ月保存できるだけでなく、こんなメリットがあります。
島本さん
「凍ったぶどうは流水にあてると皮がツルンとむけます」
そんな冷凍したぶどうのおすすめの食べ方は?
島本さん
「皮をむいたぶどうをいくつかグラスの中に入れて、炭酸水をそそぐとおいしくいただけます。夏らしいとても涼しげなドリンクができます」
ぶどうのおいしい保存方法、今回は、粒の大きな巨峰でお伝えしましたが、デラウェアなど粒の小さい品種でも、同じように冷凍保存できるそうです。
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