【マーベルマニア向け】マルチバース最強!?「リビング・トリビューナル(Living Tribunal)」完全解説【MARVEL/MCU】
よしおの部屋
43,689 lượt xem 1 year ago ※この動画に使われている素材はすべて引用であり、著作権を侵害する目的で制作したものではありません。チャンネル内における動画にて使用している画像や動画などの著作権は、各権利所有者様に帰属致します。
【以下補足解説】
※省略表記
「リビング・トリビューナル」→「LT」
「インフィニティ・ガントレット」→「IG」
<補足1:Living Tribunalの読み>
翻訳本や解説冊子では「リビング・トライビューナル」「リビング・トリビュナル」という表記もあるが(発音的にはトライビューナルだろうが)、個人的には「リビング・トリビューナル」の方が馴染みがあるので、本動画ではこの読み方で統一している。別にどちらが正しいとかはないので好きな方で脳内解釈してほしい。
<補足2:ネビュロス>
ネビュロスに関しては、このコミックでしか登場しておらず詳細不明。
強さに関しても、リビング・トリビューナルと拮抗した戦いを見せたが、ネビュロスが強いのか、ゾム由来のパワーが凄いのか、LTが弱いのかよくわからない。
<補足3:エターニティの初登場>
下記動画の02:49を参照
https://www.youtube.com/watch?v=nLlGsrfyz50
<補足4:コルバック・サーガ>
「Avengers #167」~「#177」で展開された、コズミックパワーを手にして全能となった未来人コルバックを巡るストーリー。コルバックは宇宙を体現する存在「エターニティ」による見えない支配からの脱却を目指しており、歪んではいるが人類のための行動を行っていた。最終的に、恋人カリーナの疑念を感じ取り、絶望した後自害している。
<補足5:「What If #32」のオチ>
ウォッチャーが地球以外のすべての生命体で同盟を組み、地球へ攻撃を仕掛けに来る。これにはさすがのコルバックもパワーが足りないと言い(これも意味わからんけど)、最愛のカリーナを含む地球全員の生命力を吸収。結局愛する人も失ったコルバックは、宇宙の秩序を欲する必要もなくなり復讐の鬼となる。そして全能性を使いエターニティの意識と一体化し、アルティメット・ヌリファイヤーを発動させこの宇宙自体を消滅させた。
<補足6:ロム>
平和な惑星ガラドール出身の人物。戦争時に自ら志願して機械兵となった正義の宇宙騎士。
元々はアクションフィギュアありきでできたキャラ。現在はハズプロ社がロムの権利をもっており、2016年からはIDWという出版社からコミックが出ている。
<補足7:メフィストの計画>
メフィストとヘラはライバル関係であり、ヘラの領分である神々の魂を狙っていた。
リード→スー→マーベルガール→ローグ→ソーと数珠繋ぎに魂を手に入れていくが、ソーの高潔さに負け、ソーの魂の権利は結局ヘラが掌握したままとなる。しかしソーの高潔さは必ずヘラの領域でも猛威を振るい、彼女を苦しめることがわかったのでメフィストは高笑いをしコミックは終わった。
<補足8:シルバーサーファーの疑問>
エターニティとデスの関係のように、宇宙には二面性を持つ存在が多い。しかしストレンジャーのカウンターパートがいないことにシルバーサーファーは疑問を持っていたらしい。LTがくどい説明をしていたが、結局「ストレンジャーのカウンターパートがまだ見つかってないだけさ」で終わった。ちなみにLT曰く、シルバーサーファーはすべての宇宙で最もユニークな存在らしい。
<補足9:「大いなる力には大いなる責任と、少しの幸せが伴う」>
原文:With great power comes great responsibility and little happiness.
「Amazing Spider-Man #15」で引用された説明不要の名言のオマージュ。そのままオマージュすればいいものを「少しの幸せ」という駄文を追加していることにジム・スターリン氏のプライドが見えて好きになれない。
<補足10:間の悪いリビング・トリビューナル>
ヒーロー達はメイガスをIGで止めようとするが、コミック「Warlock and Infinity Watch #1」で描かれたエターニティ訴えの裁判の結果、LTはインフィニティ・ジェムは6つ集めても一度には起動しないようにしていた。そして、ギャラクタスとガモーラがなんとか訴えを取り下げるように尽力。その間にメイガスがIGを強奪。ちょうどそのタイミングで訴えが取り下げられ、IGが起動するようになる。結果、メイガスがIGのパワーを手にしてしまうのだった。
<補足11:インフィニティ・ウォッチ>
アダムが選んだ、インフィニティ・ジェムを管理している人達の総称。初期メンバーは、「サノス」「アダム・ウォーロック」「ガモーラ」「ピップ・ザ・トロール」「ムーンドラゴン」「ドラックス」の6人。まぁ不安なメンバーではある。
エターニティは「特にサノスは信用ならん」と主張するが、LTは「わかるけど、サノスからジェム奪うバカはおらんやろ?」と反論、しかし2022年のコミック「Silver Surfer Rebirth」でサノスはタイラントにリアリティ・ジェムを盗まれている。
<補足12:スター・ブランドの力>
スター・ブランドとは受け継がれる力であり、強力なパワーソース。元々この「スター・ブランド」はマーベルコミックが作った別のコミック会社「New Universe」で登場したもの。後に様々な事情で「New Universe」はなくなり、マーベルユニバースに統合され、スター・ブランドもマーベルユニバースに参戦することになった。
そのためコミック内でスターブランドのパワーをエレシュキガルが「Outside Power」と言っており、元々マーベルユニバース(マーベルコミック)のものでないことを暗に示しつつ、LTに匹敵するパワーとなっている。今ではレトコンされたため、この頃よりもパワーソースとしては弱体化している。
ちなみに、この「Quasar」の作家「Mark Gruenwald」は「New Universe」の創設メンバーである。
<補足13:閉じ込められたプロテジェ>
字幕上は「永遠」に閉じ込められるとしたが、正確には「The One Above Allが許すまで」とLTは言っている。ちなみにこの時点では「The One Above All」は言及だけで登場したことはない。
まぁ現在まで作家に忘れられているので永眠といっていい。
<補足14:クェーサーへの申し出>
「New Universeの地球(コミック上ではEarthlike World)」はスターブランドの力(クェーサーの彼女に憑依している)を封じ込めるために隔離された。クェーサーは彼女との再会を懇願し、良心を見せたLTは「入ったら一生出れない」「クォンタムバンドを置いていくこと」を条件に、バリア通過を許可。熟考したクェーサーは、Earthlike-Worldの空に「さようならケイラ ごめんね」とだけメッセージを残し去って行った。
<補足15:ルーンとインフィニティ・ジェム>
まずタイムジェムで時を止めて、ほぼすべてのジェムを奪った。最終的にソウルジェムの意思と、シルバーサーファーの迎撃でジェムのついていた腕が吹き飛び、ウルトラバースへジェムは落ちていった。ちなみにウルトラバースとは、元々「マリブコミックス」という出版社のユニバースだったが、このコミック発売の前年にマリブコミックスがマーベルに買収されたため登場。このコミックはその宣伝も兼ねているらしい。
<補足16:リビング・トリビューナルとスペクター>
このコミックでは、リビング・トリビューナルとスペクターは両ユニバースの「守護者」と呼ばれている。DCは詳しくないので、スペクターに関するこの表現が正しいのかは不明。リビング・トリビューナルに関しては「守護者」と言っても差し支えないだろう。
<補足17:LTとブラザーズ>
コミック「The Adventure of X-Men」は第6宇宙が舞台であり、コミックの描写だけを見れば第6宇宙の時点でブラザーズは存在している。そしてスペクターとLTの協議により、第7宇宙でブラザーズが、それぞれDCユニバースとマーベルユニバースの化身となったようである。このコミックではLTの方がブラザーズよりも格上に描かれているので若干矛盾している。
<補足18:Eurth>
「Eurth」を舞台とした「Avataars Covenant of the Shield」。このコミックは元々12号の予定だったが、財政難のためまず3号だけで発刊し、その後人気が出ればシリーズ化する予定だった。しかし、コズミックビーイングの興味は引けたが読者の興味は引けず、シリーズ化することなく終了した。
<補足19:リードリチャーズの超次元キャノン>
元々はギャラクタスを狙った長距離砲だったが、直前に天の川銀河を消滅させるヤバいエネルギーが出現したため、そちらを優先して破壊した。リードの判断は正しく、最終的にはギャラクタスも地球も平穏を得ることができた。
<補足20:アルティメットユニバースを気に入ったLT>
LTはアルティメットユニバースを「清潔」で「単純」で「上品」だと評している。それに対しシーハルクが「まるで宇宙版トロフィーワイフ(成功者の証として、若くて美人の奥さんを選ぶ行為)やんけ」とつっこんでいる。個人的にはアルティメットユニバースの方が「汚く」「下品」で「つまんない」けどね。
<補足21:ウォッチャーのグループセラピー>
画像は2013年のコミック「Marvel Now What?!」より。ウアトゥの地球への介入が酷いので、ウォッチャー総出で「介入癖」を治すようにするギャグコミック。その中でグループセラピーにいる1人としてLT登場。なぜいるのかは謎。ちなみに、このコミックのオチは「ウアトゥを治療するという介入行為をしたために、ウォッチャー全員がセラピーを受ける羽目になる」というもの。
<補足22:あらゆるの力を持つ者には、あらゆる責任が伴う>
原文「with all-encompassing power comes all-encompassing responsibility.」。
もちろん、あの名台詞のオマージュ。「All-Encompassing Power」はシンプルに「全能」という意味だが、語感を優先してこのような訳にした。
<補足23:アダムが新しいリビング・トリビューナルとなる>
この頃のジム・スターリン氏の描いた「Infinity」シリーズは時系列にも矛盾が多い。Marveldatabaseでは、このアダムは一応元のLTと別キャラとして勘定しているが、面倒臭いので個人的には同じ扱い。そもそもLTは多次元宇宙で同一の存在という前提がこれらのコミックでは崩れている。
<補足24:リビング・トリビューナルの敗北>
新しい第8宇宙では、まだ上下関係(ヒエラルキー)が明確でなかったため、マスター・オーダーとロード・カオスはLTに謀反し倒すことができた。
<補足25:Above All Others>
ジム・スターリン版の「The One Above All」。矛盾しかないキャラなので考察するのも面倒だが、TOAAのM-Bodyの1つと思われている。
<補足26:クビックの解説>
この時点でLTを「誰も想像できないが、理論的に考えれば、リビング・トリビューナルは誰かの召使いに過ぎない」と発言している。これは今でこそ皆さんご存じのTOAAのことである。
【チャプター】
00:00 オープニング
00:57 リビング・トリビューナルとは?
02:08 リビング・トリビューナルの初登場
09:34 リビング・トリビューナルの歴史
34:45 マルチバースでただ1人の存在
37:19 リビング・トリビューナルの強さ
39:56 まとめ
41:18 エンディング