2025年1月19日(日)
箱柳城（はこやなぎじょう）
所 在:愛知県岡崎市箱柳町日陰
34.9679064, 137.2057495
駐車場:あり
34.9691680, 137.2051178
登城口:34.9682158, 137.2056291
別 名:なし
⚫︎箱柳城は、室町時代正長年中(1428-29)に中根平右衛門盛清が築城し、のち中根肥後守忠良は、城を拠点に道根六郷(箱柳・小呂・田口・板田・岩谷・中畑・以上六村)を支配した。
忠良の次男、平左衛門正照は、徳川家康の家臣として遠州二俣城の城主となり、三方ヶ原の合戦に出陣、奮戦し壮烈な死を遂げた。
桓武平氏の流れを汲む中根一族は、この城を本拠に箱柳の地から全国に一族の名を広めた。
(現地石碑より)
⚫︎中根忠良在城。同氏代々の居城。山林に石垣が残る
(日本城郭大系9 319ページ)
⚫︎正長年中(1428-29)に中根氏がこの地に来住し、代々住んでいたという。村内日影というところに中根屋敷と称するところがあり、今日、中根門ともいう。『村誌』には、東西14間、南北35間、面積一反六畝十歩とあるが、現在は耕地である。
(日本城郭全集7 176ページ)