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「悲しみは埼玉へ向けて」三代目三遊亭円丈 NT

落語の蔵:荒獅子男乃助 911 lượt xem 9 months ago
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「悲しみは埼玉へ向けて」
北千住駅から新栃木駅に向かう東武伊勢崎線や日光線、日比谷線などの電車内、ならびに沿線で繰り広げられる数々の人生模様を描く。東武鉄道や東京北部(圓丈が住まう足立区など)、そして題名にある埼玉に漂う「B級」あるいは「寂れた」イメージを極端な形で表現している。「19時43分発、準急新栃木駅行き[3]の発車のベルは、まだ鳴っています」というセリフがブリッジのように差し挟まれ、笑いを誘う。題名には「埼玉」とあるが、圓丈が在住していた東京都足立区にちなんだ地噺に近い。本作は圓丈が東保木間の都営住宅に住んでいた当時に制作されたものだが、東保木間ではなく北千住を舞台にした地噺となっている。

三代目 三遊亭 圓丈
新作落語において多くの作品を残し、後進の新作落語家に大きな影響を与えたことで知られる。圓丈の真打昇進の際に師匠の圓生が以前その名前を名乗り売れなかった落語家を代数に入れる必要は無いからお前が初代だ。と発言した事から落語協会公式においては「初代」という位置づけになっていたが、本人は三代目を名乗っていた。師匠・六代目三遊亭圓生が新作を嫌っていたこともあり古典落語を演じることが多かったが1980年代以降はもっぱら新作派として知られる。その演目のほとんどは自作だった。当時の新作は柳家金語楼の流れを汲む人情噺風の落語が主流であったが圓丈は“こうした新作がすでに古臭くなっている”と考え独自の「実験落語」を創作。SF小説のような奇想天外な世界観を持つ新作落語を数多く編み出しファンを獲得した。

荒獅子男乃助のトークも含めてユル~く楽しみたい方はこちらでどうぞ
緩落語ch:荒獅子男乃助:https://www.youtube.com/channel/UC9VPSgka_euX1pmOc_9LxFA

Music:BGMer http://bgmer.net



#落語 #円丈 #圓丈

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