ホンダ シビックタイプRユーロ FN2 #パワーチェック #エンジン出力試験 ひっそりと優秀なスポーツカーが登場【Hirota Engineering】58 #fn2 #honda #シビックタイプr
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今回は2011年製、FN2型 ホンダ シビックタイプRユーロのエンジン出力試験の結果をレポート致します。対象の車は、私のチャンネル動画をご覧になっているご視聴者様のお車になります。
FN2型シビックタイプRユーロのベースとなっているのは2005年から海外のみで販売されている大衆車のシビックで且つ、このタイプRユーロの日本での販売台数は2000台少々と少なかったために、日本では頻繁には見かけないモデルとなりました。ただし他のタイプRと同様に走りに重きを置いたモデルであり、エンジン出力の高出力化も図られています。
搭載されるエンジンはK20A型と言う1998cc、直列4気筒で、可変リフトタイミング・バルブ機構 VTECに加え、連続可変バルブタイミング・コントロール機構 VTCも装着され、ホンダが吸入効率の向上に注力をしている事が伺えます。
エンジン本体は、DC5型インテグラ タイプR、EP3型、及びFD2型のシビックタイプRなどと同じですが、ボディのプラットフォームがフィットと共通であることからレイアウトの制約上、エキゾーストマニホールドが4-1集合の形状となります。その結果としてメーカー公表の最大トルク、及び最高出力はそれぞれ、19.7kgfm@5600rpm/201PS@7800rpmとなり、他のタイプRシリーズに比べて低い値になっています。それでも排気量1L当たり100PS以上を公表値としているのでやはり高出力を狙っているエンジンである事には違いありません。
また、ボディ形状が3ドアハッチバックのスポーツモデルであり現在では見かける機会が少なくなったスポーツカーマニアにとっては数少ない貴重な1台と言えます。
さて、今回のお客様は、ホンダ大ファンの方でもはや、ホンダ車しか乗りたくないという思想を持っていらっしゃいます方となります。この方は今までに何台ものホンダ車を所有されそれぞれの良し悪しを良く熟知されている中で、現在、このお車を所有されていると言う事になります。
外観も大変綺麗で、メンテナンスも行き届き、程度は極上と言えるレベルです。この個体は2011年製、15.6kmを走っていると言う事ですが、このお客様はメーカー公表の数字の上では他のタイプRのモデルに対して劣等感を感じられているものの、実際に走ってみると他のタイプRモデル同等に近い走りを見せ、何気に出力もそれなりに出ているのではないかと感じられているようです。それでは一体、この車のトルク特性、出力は他のタイプRのモデルに対してどうなっているのか?と言う事に関心を持たれるようになり、この度このお車が私のガレージに持ち込まれたという形になります。
近年、この種の車種は大変人気で、程度が良い個体は値段が跳ね上がっております。そんな中でもこの車種は比較的価格高騰が抑えられた、ひっそりとした高性能車と言えるかと思い、そんなタイトルにしてみました。同じ型式のエンジンが搭載されるタイプRシリーズに対して性能はどういう位置付なのか?HONDA ファン、VTECファンには絶対にお勧めしたい1作となりました。また、お車ご購入を検討されている方に対しては、このような隠された名車を選択肢に入れる事で楽しいカーライフが待っている可能性がぐっと広がるかと思います。
00:00 タイトルと冒頭挨拶
00:58 FN2型 ホンダ シビックタイプRについて
03:47 計測の条件、修正方法
05:49 エンジン出力試験
07:56 計測のまとめ
10:03 お客様の帰宅、終わりの言葉
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