山藤さんに死ぬまでに一度くらい、似顔絵を描いていただきたい。ひそかに願っていたが、意外にも早くその日はやってきた。夕刊フジの紙面に一円玉ほどの大きさで、その他大勢の一人としてであった‥それは私よりも、私にそっくりであった。化粧をしっかりしていったはずなのに、化粧ははぎ取られ、起き抜けの顔になっていた。
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【山藤章二】https://ja.wikipedia.org/wiki/山藤章二
【向田邦子 朗読】リストです。ぜひご覧くださいhttps://www.youtube.com/playlist?list=PLfzSQyqT0OVshZHKRHQhdAuRurX62rQnI
「男どき女どき 新潮文庫」より
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