tyLive2006 (つま恋2006) 第5部 select❹/永遠の噓をついてくれ、春だったね、落陽、聖なる場所に祝福を
【目次】
0:00 永遠の噓をついてくれ(with 中島みゆき)/詞・曲:中島みゆき
9:12 MC
10:03 春だったね/詞:田口 淑子、曲:吉田拓郎
14:12 落陽/詞:岡本おさみ、曲:吉田拓郎
21:25 聖なる場所に祝福を/詞:岡本おさみ、曲:吉田拓郎
【歌詞】
🎵永遠の嘘をついてくれ
詞・曲:中島みゆき
ニューヨークは粉雪の中らしい
成田からの便はまだ まにあうだろうか
片っぱしから友達に借りまくれば
けして行けない場所でもないだろうニューヨークぐらい
なのに永遠の嘘を聞きたくて
今日もまだこの街で酔っている
永遠の嘘を聞きたくて
今はまだ二人とも旅の途中だと
君よ永遠の嘘をついてくれ
いつまでもたねあかしをしないでくれ
永遠の嘘をついてくれ
なにもかも愛ゆえのことだったと言ってくれ
この国を見限ってやるのは俺のほうだと
追われながらほざいた友からの手紙には
上海の裏街で病んでいると
見知らぬ誰かの下手な代筆文字
なのに永遠の嘘をつきたくて
探しには来るなと結んでいる
永遠の嘘をつきたくて
今はまだ僕たちは旅の途中だと
君よ永遠の嘘をついてくれ
いつまでもたねあかしをしないでくれ
永遠の嘘をついてくれ
一度は夢を見せてくれた君じゃないか
傷ついた獣たちは最後の力で牙をむく
放っておいてくれと最後の力で嘘をつく
嘘をつけ永遠のさよならのかわりに
やりきれない事実のかわりに
たとえくり返し何故と尋ねても
振り払え風のようにあざやかに
人はみな望む答えだけを聞けるまで
尋ね続けてしまうものだから
君よ永遠の嘘をついてくれ
いつまでもたねあかしをしないでくれ
永遠の嘘をついてくれ
出会わなければよかった人などないと笑ってくれ
君よ永遠の嘘をついてくれ
いつまでもたねあかしをしないでくれ
永遠の嘘をついてくれ
出会わなければよかった人などないと笑ってくれ
🎵春だったね
詞:田口 淑子、曲:よしだたくろう
僕を忘れた頃に 君を忘れられない
そんな僕の手紙がつく
くもりガラスの 窓をたたいて
君の時計を とめてみたい
あゝ 僕の時計は あの時のまま
風に吹きあげられた ほこりの中
二人の声も 消えてしまった
あゝ あれは春だったね
僕が思い出になる頃に 君を思い出にできない
そんな僕の手紙がつく
風に揺れる タンポポをそえて
君の涙を ふいてあげたい
あゝ 僕の涙は あの時のまま
広い河原の 土手の上を
ふり返りながら走った
あゝ あれは春だったね
僕を忘れた頃に 君を忘れられない
そんな僕の手紙がつく
くもりガラスの 窓をたたいて
君の時計を とめてみたい
あゝ 僕の時計は あの時のまま
風に吹きあげられた ほこりの中
二人の声も 消えてしまった
あゝ あれは春だったんだね
🎵落陽
詞:岡本 おさみ、曲:吉田 拓郎歌:吉田拓郎
しぼったばかりの夕陽の赤が
水平線から もれている
苫小牧発・仙台行きフェリー
あのじいさんときたら
わざわざ見送ってくれたよ
おまけにテープをひろってね女の子みたいにさ
みやげにもらったサイコロふたつ
手の中でふれば
また振り出しに戻る旅に 陽が沈んでゆく
女や酒よりサイコロ好きで
すってんてんのあのじいさん
あんたこそが正直ものさ
この国ときたら
賭けるものなどないさ
だからこうして漂うだけ
みやげにもらったサイコロふたつ
手の中でふれば
また振り出しに戻る旅に陽が沈んでゆく
サイコロころがしあり金なくし
フーテン暮らしのあのじいさん
どこかで会おう生きていてくれ
ろくでなしの男たち
身を持ちくずしちまった
男の話を聞かせてよサイコロころがして
みやげにもらったサイコロふたつ
手の中でふれば
また振り出しに戻る旅に 陽が沈んでゆく
戻る旅に陽が沈んでゆく
🎵聖なる場所に祝福を
詞:岡本 おさみ、曲:吉田 拓郎
ああ、この至福の時が いつまで、続けばいい
ああ、きみの夢とぼくのたどった夢が
出会ったような気がするよ
今、この魂のすべてを燃やした
この時に祝福を
聖なる場所に祝福を
ああ、この希望の酒を 喉に注ぎこもう
ああ、ぼくの夢が やがて消え去る前に
再び燃やす、そのために
今、この魂のすべてを燃やした
この時に祝福を
聖なる場所に祝福を
ああ、この一夜の夢を 酔って、語りあおう
ああ、心ほぐし 身体ゆだねた夜に
見果てぬ夢をたどろうか
今、この魂のすべてを燃やした
この時に祝福を
聖なる場所に祝福を
聖なる場所に祝福を