佐陀神能は、松江市鹿島町の佐太神社で演じられる神楽です。神への祭礼の「七座」、祝言の「式三番」、神話劇の「神能」の3部からなっています。特に「神能」は佐太神社の神官が京から能を習い覚えて帰り、従来の神楽を格調高いものに創り上げたと伝えられています。佐陀神能は出雲流神楽の源流と云われ、2011年に、ユネスコ無形文化遺産に登録されました。