2000年に開催された第3回目「春風」終了後のオリジナル春風オーガナイザーインタビュー！from Zav TV。
全パーティーオーガナイザー必見！といっても過言ではない内容でお話いただいている言葉の一つ一つが心に響くインタビューです。世界史や日本史があるように、パーティーにも歴史があることが春風を通じて知ることができます。想いが形となり、継承され進化と成長を続けている「春風」。先ずはこちらインタビューより春風のはじまりをご覧ください。
Film and Edit by hiroshi OGAWA _Emotion Pictures inc.
Edit by sarunotuku (Harukaze Archive)
Text by Yossy (Harukaze Archive)
harimaoh(ハリマオー)
70年代ロックコンサートのプロデュースを出発点に 90年代よりダンスミュージックを中心としたパーティーをはじめる。「REINBOW2000」「Mt.Fuji」「EARTH DANCE」「Return to the Source」等の、企画、制作、プロデュース、オーガナイザーなどを担当。様々なパーティーシーンに関わるかたわら、小野氏と共に「春風」の代表として活動していた。
故)小野志朗
「春風」のオーガナイズは話の成り行きでなっただけで 本来はライブ・サウンド・エンジニア！25年間の経験の中で仕事とライフスタイルに一番影響を受けたのが、90年代に出会ったテクノ・ミュージック。その実験的要素の虜になり続けていた。今なお春風を見守ってくれている。
白子清香
ヒッピー・サイケデリック文化を広めようとロックコンサートや各種イベントのプロデュース後、二十数年間にわたりカリフォルニア州山中にて送電線からの自立生活、その体験を「踊る部族」達とシェア中。
春風は東京の中心：渋谷の代々木公園で行われる野外のイベントです。
音楽の仕事に携わる裏方さんたちの花見から始まりました。90年代初期に世界規模で噴出したDance Music movementの流れを受け、初期のオリジナル春風へと発展していきました。
当時のカウンターカルチャーを創りだしたオリジナルメンバーが集う憩いの場所でもあります。
振り返れば革命的であったオリジナル春風から、現・春風、そしてこの先の春風まで脈々と想いが受け継がれています。
桜の名所である代々木公園には、近年お花見へいく人やイベントへ出向く人も増えており毎年多くの来場者で賑わっています。
公共の場所「公園」をお借りしていますが入場は無料です。
少ない制作費で運営できるのは事務局をはじめ、実行委員、運営スタッフ、参加している全ての出演者が対価を求めず、各々が役割を持ち寄って成り立っているおかげです。
音楽が得意な人は、音楽を。アートが得意な人はアートを、、、
先輩たちが仰っているように、自分のできることを持ち寄り、時間や労力、そして創造力を無償で提供する人々の花見の宴。「春風」はこれからも想いが繋がる大切な場所として続いています。
四季のはじまり春を愛でながら音楽やLIVEにアート、様々なコンテンツを屋外で楽しむひと時が日々の活力となれば幸いです。