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本山慈恩寺 ~薬師三尊・十二神将 web拝観~

山形県寒河江市『本山慈恩寺』 21,520 lượt xem 4 years ago
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※ 本山慈恩寺では、新型コロナウイルス対策を徹底したうえで、通常拝観を行っております。
  拝観時間:8時30分~16時 拝観料:大人700円(中学生以下無料)

本山慈恩寺の薬師如来は、鎌倉時代の延慶3年(1310年)に京都の院派仏師・院保によって作られました。病気の回復や延命を願って作られた薬師如来像は、坐像・立像とも右手は『恐れなくてよい』という意味を表す施無畏印(せむいいん)を示し、左手には薬壺と呼ばれる薬を入れた壺を持っています。

薬師如来の教説を守る役割として、両側に構えるのが日光菩薩・月光菩薩です。
日光菩薩は一千もの光明を発することによって広く天下を照らし、諸苦の根源たる無明の闇を滅尽(めつじん)するとされ、月光菩薩は月のような清涼をもって衆生の生死煩悩の焦熱(しょうねつ)から離れるという意味があるとされています。
日光菩薩と月光菩薩はついになるように対照的に造形されており、日光菩薩が持っている日輪には太陽の化身とされる八咫烏、月光菩薩が持っている月輪にはウサギが描かれています。

薬師三尊および、薬師経を信仰するものを守護するのが、十二神将と呼ばれる十二体の武神です。十二神将は十二支に割り当てられ1日2時間をそれぞれ守る役割を持っています。この考えは薬師三尊の両脇にいる日光菩薩、月光菩薩は一日を半分ずつ守り、薬師如来の手助けをする話から生まれたようです。
慈恩寺の十二神将は、12体のうち8体が鎌倉時代の慶派仏師の作で、残りの4体は江戸時代に後補されたものです。躍動的な作りが見事で、薬師三尊と同じく国の重要文化財に指定されています。

~さいごに~
皆様で協力し合い、今のこの困難を乗り越え、再び平穏な生活が訪れるようにと、この映像を通し願っております。

皆様に薬師如来さまのご加護がありますように...

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