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【無線技術】『クリスタル(XTAL)』水晶振動子とか水晶発振器とか【3分くらい無線講座25】#水晶デバイス

RIO CHANNEL - 波澄りお 2,235 lượt xem 11 months ago
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アマチュア無線技士取得に向けて勉強中の波澄りおが、学んだ内容を3分くらいで皆さんに披露するコーナーです!

~先輩から一言~
前回発振回路のお話をしたということで、今回は水晶のお話です。水晶といっても大抵の場合、天然水晶ではなく人工水晶が使われます。水晶のお話はチマチマと試験に出る印象です。バッファアンプ(緩衝増幅器)、水晶の膜の厚さと周波数の関係、TCXOやVCXOあたりですね。
水晶の膜は薄くするほど周波数が高くなりますが、割れやすくなります。数百MHzの水晶振動子もあるにはあるようですが、入手性が悪いです。普通に購入できる高周波水晶デバイスは64~96MHzくらいまでです。それ以上の周波数を出したい場合は周波数逓倍器(周波数マルチプライヤ)が必要になります。ちなみに水晶にはオーバートーン発振というものがあり、基本周波数の奇数倍(大抵3か5)の周波数を取りだすことができます。
逆に膜が厚くなると、今度は振動しなくなります。リアルタイムクロックなどで用いられる32KHzという低周波の場合、音叉型というちょっと違う形状の水晶振動子が使われます。
圧電効果はピエゾ効果とも言います。ピエゾ効果は圧力を加えると電荷が現れる現象ですが、水晶の場合は電圧を与えると圧電体が変形するので、実際は「逆ピエゾ効果」です。この圧電効果で振動を起こすわけですが、水晶の膜が伸び縮みして振動します。

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#波澄りお #無線

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