山本周五郎の短編小説「避けぬ三左」初出:昭和16年(1941)12月「講談雑誌」周五郎氏はいずれ徳川家康についての小説を書きたいと思っておられたそうですが、かなわぬまま没せられました。この「避けぬ三左」には、周五郎氏の ”家康ごのみ" が存分にうかがわれます。秀吉による小田原北条氏攻めが始まったのは、天正18年2月1日のこと。その先鋒たる徳川家康の家臣、榊原康政の旗下として加わった国吉三左衛門が、なぜ急に嫁を貰おうとしたのか。秀吉の命により箱根の向うへ追いやられるがごとく、関東移封の決まっている家康の深い胸の内を、康政から説き聞かされるのです・・・
各章は下記からご視聴いただけます。
00:00 第1章
10:08 第2章
19:33 第3章
27:56 第4章
37:00 第5章
45:38 第6章
#朗読 #山本周五郎 #避けぬ三左