小田急線向ヶ丘遊園駅と正門駅を繋いでいた、小田急モノレール。ロッキード式モノレールという少し特殊なモノレールシステムを採用していました。2000年に休止となるまで世界最古のロッキード式モノレールとして運行。現在、この終点駅であった駅の跡地は、藤子・F・不二雄ミュージアムに生まれ変わっています。全長は1.1kmと大変短かったモノレール路線ではありますが、世界を見渡しても全2路線しか建設されなかったロッキード式モノレール、このうちの1路線がこの向ヶ丘遊園線という事で、この方式に着目しつつ、今回廃線ルートを散策していきたいと思います。
同モノレールは2000年の定期点検時に台車に亀裂が発見され、同年運休、翌2001年2月に廃線となっています。最終の記念運行こそ実施されませんでしたが、廃止後の翌月 2001年3月24・25日の二日間「向ヶ丘遊園モノレールさよなら見学会」が開催され、この後車両は解体。順次、軌道および支柱もその姿を消していく事となりました。
今回の動画では、この廃線ルートの紹介の他、航空機メーカーが開発した珍しいモノレールシステム、ロッキード式モノレールについても触れます。
【目次】
00:00 はじめに
02:46 小田急モノレール廃線ルート散策
03:25 小田急モノレール向ヶ丘遊園駅跡地
06:19 運休および廃線時期について
08:12 姫路モノレール
09:13 ロッキード式モノレールとアルウェーグ式モノレールの違い
13:24 向ケ丘遊園正門駅跡地
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