↓↓以前のイナリ神の説明動画
https://youtu.be/fufwa99qCNI
↓↓スサノオとエビスの当て字説明
https://youtu.be/ebfV_z4CCco
関西の人なら1月10日の十日えびす、
関東の人なら10月20日または11月20日の
えびす講でおなじみのえびす宮総本社
である西宮神社なのですが、
私は建築や不動産の仕事をしている関係上
かなり以前から不思議に思っていたことが
有りました。
それは、西宮神社の敷地が北東と南西
つまり鬼門と裏鬼門が大きく
えぐられた形となっているのです。
このような話をすると、京都にある京都御所には
猿が辻といって鬼門の鬼を封じ込めるため
わざと凹ませている箇所があるのですが、
それにしてもこちら(西宮)の方は大きすぎます。
そこでこのブログを書いているのが
10月20日のえびす講の日で
西宮神社では旬祭があり、今月いっぱいまで
今と昔パネル展が開かれており
お祭りに参列させて頂いた後、
直接神社の歴史に詳しい方
に訊いてみました。
結論から申しますと、神社としては
特に鬼門とか裏鬼門というのは意識していない
との事で、なぜそのような土地の形になった
のか、その経緯も把握していない、とのことでした。
裏鬼門の欠けは成田山円満寺となっているので
もしかしたら、もともと一緒だったのが
神仏分離令が出されたときに、分けられたもの
なのか、との疑問にもそのような記録は無く
もともと分かれており、
神仏分離令の時は
今現在一番奥にあるお社が昔、「阿弥陀堂」
だったのが、分離令で「大国主西神社」
になったとのことです。
また、同一敷地内に宇賀魂神社と神明神社という
名称で稲荷社が2つあるのですが、
これについては、宇賀魂神社の方が
昔から有り、
明治6年神明神社が当地に移されたそうです。
あと、もう一点が
ご本殿には向かって右から
えびす大神
アマテラスと大国主
スサノオ
が祀られているのですが
なぜここにスサノオなのでしょうか?
神社の公式HPには兄弟神であることが記載
されているにとどまっていますが、
イザナギ、イザナミ神からは
他にも沢山生まれています。
これについても、古くからそうなっており
経緯は不明とのことでした。
以前のブログ(動画)でも
スサノオは古代ヘブライ語
であり、外来語、つまり発音が先なので
漢字が沢山ある・・と説明しました。
これはエビスも同様で、
エビスについては、旧約聖書に「エブス人」
という記述が多数ありますが、
えべっさんの神話自体、海で漁師さんに拾われたなどと海外から来た神様であることを示唆しております。
もちろん、これだけではエブスとエビスが
同じルーツであるとは言い切れませんが
ひとつの仮説としてもよいと思われます。
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