#短編小説#永井荷風#朗読#女声 *作品紹介*永井荷風氏による昭和二十一年の作品です。後妻に入った先の息子をわが子のように育てた母であったが、その息子は父親に似て決してやさしく接してはくれなかった。ひとたび息子が結婚すると、その嫁までが横暴にふるまうようになる。母は日ごろから鬱憤がたまっていたのだが・・・。どうぞお楽しみください。