横須賀線・逗子駅から2駅目のところにある「田浦」駅は、周囲が小高い丘に囲まれたというロケーションの駅で、1904年の開業以来、1世紀以上の歴史を誇ります。
プラットホームの両側には、歴史を感じさせるレンガ造りのトンネルがありますが、このためホームは10両弱の長さとなり、基本11両で走る横須賀線列車はやむを得ず、先頭車両+2両目・先頭寄りの、計5ヵ所の側扉が締切扱いとなります(これは上下列車とも同じ)。ちなみに3扉の113系で運行されていた頃は、先頭車両のみ(側扉3ヵ所)締切扱いとなっていました。
だからというわけではないと思いますが、当駅の乗車人員は横須賀線の中では最も少ないようで、のんびりしたムードが漂っています。
2010.6.12