自由意志は存在するのか?神経科学者ロバート・サポルスキーの挑戦的な主張。
人間の意図や行動はすべて、生物学的プロセスと環境の相互作用によるもので、自由意志は「一切存在しない」と断言する科学者サポルスキー。その過激な視点の背景には、膨大な研究と実験がありました。この動画では、サポルスキーが提示する自由意志の不存在という理論をわかりやすく解説し、その哲学的・倫理的な影響について考察します。「決定論」や「創発」、「量子力学的非決定論」など、多岐にわたる議論を通じて、私たちが「自由に選択している」という認識の裏側に迫ります。自由意志の不在を受け入れることで、人間社会はどのように変化しうるのか——サポルスキーの深遠な思考に触れてみませんか?
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目次
00:00 イントロ
02:12 人物紹介
04:39 サポルスキーにとって自由意志とは、決定論とは
05:58 自由意志と意図の関係
08:34 まずは1秒前
10:30 数分前から
13:04 数週間から数年前
15:23 思春期
18:15 幼少期
20:21 胎児期の影響
21:24 遺伝子
23:45 文化
26:35 以上の歴史から
27:41 創発からの自由意志
29:59 量子力学的非決定論からの自由意志
33:55 カオス理論からの自由意志
36:09 与えられた材料とその使い方
39:30 自由意志の引き算
41:19 サポルスキーのごまかし
43:25 仏教との類似
44:27 まとめ
このチャンネルの動画には素人による個人の解釈、誤読、誤解、誤訳、誤字脱字などなどたくさん含まれている可能性が高いです。
(正確であろうとはしているのですが。)
でも、もしかしたら誤解を誤解なさることで正解に
たどりついてしまうかもしれません。
よろしければ、ご笑覧ください。m(_ _ )m
【関連書籍】
Determined: A Science of Life without Free Will
by Robert M. Sapolsky
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「遺伝子と環境の相互作用が行動に及ぼす影響について研究してきたサポルスキーの数十年の経験が光っている。彼は、不運が重なり合うという説得力のある例を示し、......カオス理論、創発現象、量子力学が提供する不確定性などが、自由意志の存在に必要なギャップを提供するという主張に対して説得力を持って反論している。」 -サイエンス
「この行動科学者は、私たちのあらゆる行動があらかじめ決められている理由と、それに絶望すべきではない理由を魅力的に説明する。Determinedは、サポルスキーの深い知識を楽しむために読む価値のある、見事なパフォーマンスである。吸収力があり、思いやりがある。」-ガーディアン紙
「著名な神経科学者ロバート・サポルスキーほど人間の脳を理解している人はいない。」-サンフランシスコ・クロニクル紙「最も期待される秋の本」
「ウィットに富み、魅力的な『Determined』は、神経科学、哲学、カオス理論、創発的複雑性、量子の不確定性、てんかん、統合失調症、自閉症の原因に関する進化する知識、そしてもちろん、意思決定に及ぼす自然と育ちの影響など、魅力的な情報の宝庫でもある。」 -サイコロジー・トゥデイ
「Determinedは、私たちが日々下す決断が、私たちが担当しない複雑な要因の産物であることを実証する持続的な試みである。共感と寛容への賛歌であり、社会が最終的に報復は無駄であり、間違っていることに気づく世界を切望している。[サポルスキーは、彼の結論に疑念を抱く人にとっても、彼の書いたものが刺激的なものであることに満足できるだろう。-サンフランシスコ・クロニクル
「サポルスキーは、その独特のスタイルで、自由意志が幻想であることを説明する説得力のある議論を展開している。サポルスキーは、この難解なテーマの多くの複雑な側面に見事に取り組み、難解な題材を身近なものにしている。彼の魅力的なスタイルとおどけたユーモアは、学ぶことを楽しいものにしてくれる。. . この議論は不可欠である。-ブックリスト
「自由意志がわれわれを導くという考え方を神経科学的に解明する。[サポルスキーは、長い論争と分裂の歴史を持つこの問題に大胆不敵に挑み、哲学から倫理学、法律まで、幅広い学問分野を見事に明快に扱っている。論争を巻き起こすことは間違いないが、この長いが明晰な解説から判断するに、著者は完全に喜んで論争に挑んでいる。」 -カーカス(星付きレビュー)
(以上アマゾン本紹介ページより(DeepLによる翻訳))
善と悪の生物学(上) 何がヒトを動かしているのか
ロバート・M・サポルスキー (著)
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人はなぜ人を殺すのか? そしてなぜ悲しむ人に寄り添うのか? 善悪の分岐点を探る
人間は戦争や暴力のような「最悪の行動」と、協力や利他といった「最善の行動」のどちらも選択しうる。その善悪を分けるものは何か? 上巻では、ある行動の瞬間から、その一秒前に脳内で起こっていること、数秒から数分前の感覚刺激、数時間から数日前のホルモンの状態……と時間を遡り、行動を決定する要因を探る。マッカーサー基金を受賞したスタンフォード大学の天才教授が、脳神経系の働きから行動の進化までさまざまな分野の知見を駆使し、人間行動の根源に迫る壮大な旅!
【内容】
序章
第1章 行動(本書の問題意識)
第2章 一秒前(神経生物学)
第3章 数秒から数分前(動物行動学)
第4章 数時間から数日前(内分泌学)
第5章 数日から数か月前(ふたたび神経生物学)
第6章 青年期――おい、おれの前頭葉はどこだ?(脳科学)
第7章 ゆりかごへ、そして子宮へ戻る(発達心理学)
第8章 受精卵まで戻る(遺伝学)
第9章 数百年から数千年前(文化人類学)
第10章 行動の進化(進化生物学)
(アマゾン本紹介ページより)
善と悪の生物学(下) 何がヒトを動かしているのか
ロバート・M・サポルスキー (著)
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科学は戦争をやめさせることができるのか? 生物学者が迫る人間行動の謎!
人間は戦争や暴力のような「最悪の行動」と、協力や利他といった「最善の行動」のどちらも選択しうる。その善悪を分けるものは何か? 下巻では、〈我々〉と〈彼ら〉を区別するという態度や、集団の中の序列が形成される仕組みについて、霊長類学、社会心理学、文化人類学から行動経済学といった学問分野を横断して考える。集団どうしの間で起こる暴力、戦争という「最悪の行動」を避けるために科学にできることを探求する著者はどんな希望にたどり着くのか?
【内容】
第11章 〈我々〉対〈彼ら〉(霊長類学、社会心理学)
第12章 階層構造、服従、抵抗(社会心理学、内分泌学)
第13章 道徳性と正しい行動(道徳哲学、行動経済学)
第14章 人の痛みを感じ、人の痛みを理解し、人の痛みを和らげる(認知心理学、動物行動学)
第15章 象徴としての殺人(神経生物学、表彰文化論)
第16章 生物学、刑事司法制度、そして(ああ、もちろん)自由意志(生物学、社会心理学)
第17章 戦争と平和(心理学、霊長類学)
エピローグ
付録1 神経科学初級講座
付録2 内分泌学の基本
付録3 タンパク質の基礎
(アマゾン本紹介ページより)
【関連動画】(当チャンネル)
【自由意志ナシの心理学的決定論】世界の秘密に挑むサブカル大好きおじさんの哲学【なぜ未来は決まっているのか:わかりやすい解説】
https://youtu.be/45fwJyO_ePg
【非決定論でも自由意志は存在しない?】自由意志の向こう側【量子力学とリバタリアン】
https://youtu.be/UZx03Fsrv4I
【はじめてのスピノザ:國分功一郎】わかりやすく解説されたエチカへの手引き講義本【おすすめ入門書で自由を知る】
https://youtu.be/zFqv8czaapw
【自由意志の不存在?】脳活動を実験!【身体?意識?行動を決定するのはどっち!?】
https://youtu.be/QdINt_rLaNA
【哲学的思考法】自由意志と決定論は両立するか!?【論文をたどってみる】
https://youtu.be/KTV-R3sdVwU
【関連動画】(他チャンネルご紹介)
【雑学】なぜ自由意志は存在しないのか【ゆっくり解説】
https://www.youtube.com/watch?v=yafAvZVKcVA
人間は本質的にゾンビと同じ?自由意志が存在しない理由とは
https://www.youtube.com/watch?v=XkqNVJ2cWkA
人間は本当に自由意志を持っているのか?その決断は、本当にあなたが下したのか?【真実の目】
https://www.youtube.com/watch?v=CpxJCTW8vDE
#自由意志 #哲学 #解説