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心肺停止患者の血液ガスの評価法と対処法【1分で血液ガスをざっくり評価しよう⑩】

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CPAの患者さんが搬送されて一番最初に結果がわかる検査は血液ガスです。短時間で評価できるようにしておくと診療がスムーズにいきます。これまで各論的に血ガスを扱った動画がいくつかありますので、気になるものは下記の関連動画からチェックしてみてください

2:06 酸塩基平衡
4:28 呼吸
5:32 K、血糖、Hb、他
7:56 まとめ

🎥関連動画
血ガスのチェック項目についての詳細はこちら↓
「血液ガス分析でわかること〜血液ガスはどういう時にとるのか?〜」
https://youtu.be/mXi_MUZnf4U

代謝性アシドーシスの鑑別についてはこちら↓
「代謝性アシドーシスの血液ガスをざっくり解釈しよう」
https://youtu.be/xPrSAYbZ71s

酸素化の評価についてはこちら↓
「PaO2&SaO2の基本と酸素化の評価」
https://youtu.be/-wCXyXZiKck

低血糖の対応についてはこちら↓
「知らないと患者さんの命の危機、低血糖の救急対応」
https://youtu.be/kfgetL8MpjE

高K血症の治療についてはこちら↓
「高カリウム血症に早く気付くポイント&正しい治療順」
https://youtu.be/2l2tvLnHFlI

ヘモグロビンの評価と輸血についてはこちら↓
「貧血と輸血 in 救急外来」
https://youtu.be/z5VkT8KGT2s

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《注意》
・実際のCPAの対応の際はリーダーの指示の元チームで患者対応をしましょう
・各項目の基準値については測定機器や患者条件によりことなるので症例ごとに確認してください
・各項目の基準となる数値は分かりやすくするためにシンプルな数値にしています。本来のデータの数値とは若干異なることがあります
・pHについて、7未満でも原因や背景によっては予後良好の転帰となることもあります
・メイロンを投与する時は高Na血症などに注意しながら適量を入れましょう
・低酸素血症が遷延している場合、既に不可逆的な変化が起きていることも多々あります
・窒息で摘出できるものがあれば摘出しましょう
・気管挿管後の手動での換気は特に一回換気量が多くなりすぎないように気をつけてください
・透析患者の透析前などは特にKが高くなっています
・蘇生行為の注意のタイミングについては個々の症例によって慎重に判断してください

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📚参考資料
Association between low pH and unfavorable neurological outcome among out-of-hospital cardiac arrest patients treated by extracorporeal CPR: a prospective observational cohort study in Japan / Journal of Intensive Care / 2020
当院へ搬送された院外心肺停止患者の現状と予後予測因子の検討 / 心臓 Vol.43 / 2011


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メロゼリカ【救急】〜医療の知識をわかりやすく知りたい方へ〜
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《OPテーマ》
糖尿病の歌/メロゼリカ
https://youtu.be/nZoR7UF3OX4

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医療監修:Dr.エムジー
 日本救急医学会 救急科専門医
 ICLS コースディレクター

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meroselica@ymail.ne.jp

#血液ガス
#cpa

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