日本の人口が減少する一方、東アジアにおける安全保障環境は厳しさを増しており、自衛隊にとって女性隊員の確保が急務となっている。女性自衛官は過去10年間でおおよそ倍増したものの、その割合は8.7%と米軍の半分の水準だ。自衛隊の多様性を広げる道のりは、まだ始まったばかり。日本版海兵隊とも呼ばれる陸上自衛隊の水陸機動団での模索を取材した。