2016/4/26収録
講師:町田康
2014年11月に刊行を開始した「池澤夏樹=個人編集 日本文学全集」(全30巻)。
1月から第2期(12巻)の刊行が始まったのを機に、3月より好評既刊の古典新訳を少人数でじっくりと読み解く連続講義が始まりました。
新訳をてがけた作家に、古典作品と新訳について、その難しさ・楽しさなどたっぷりと語っていただきます。
第2回の講師は、第8巻『日本霊異記/今昔物語/宇治拾遺物語/発心集』収録の「宇治拾遺物語」を新訳した町田康さんです。発売当初、その一部をネットで無料公開するや、アクセスが殺到。大反響を呼び、テレビでも紹介されました。
誰もが知っている「こぶとり爺さん」「舌切り雀」などの説話をどのように読み解き、新訳したのか、たっぷりと語っていただきます。