兵庫県の姫路駅と和田山駅を結ぶローカル線・播但線。そのうち姫路市・福崎町・市川町・神河町の4市町にある13駅について、駅カードの配布が2025年1月10日より始まりました。
元々播但線沿線で育ったマスターにはまさにホームの路線。その播但線で駅カードの配布が始まったとあれば、行かない訳にはいきません。カードを集めない訳にはいきません。
そういうわけで、配布開始の当日に全13種類を集める旅に出てきました!
駅カードを手に入れる方法は、まず、対象の駅に行って、駅舎や駅名標(駅名看板)の前で自撮りの写真を撮ります。その写真を各市町の観光協会に持ち込めば、該当の駅のカードがもらえます。また、入手した駅カードが2枚以上になれば、冊子状のカードホルダーもいただけます。
ちなみに姫路市・福崎町・神河町の観光協会は駅前にあるので立ち寄るのは簡単ですが、市川町の観光協会は最寄りの甘地駅から1.2キロの距離があります。播但線で行った場合はここがネックになりますが、徒歩での往復で40分程度。普段歩かない土地をゆっくり歩くのもいいものです。さらに市川町の観光交流センターではカフェも併設されていますので、ちょっと一休みにはピッタリです。
また、長谷駅に行くには寺前駅で乗り換え国鉄時代の気動車で向かうことになりますが、問題になるのは現地についてからの待ち時間。今回行った日の長谷は完全に雪国状態でしたが、長谷駅の近くには地元が運営するヤマザキ・ショップがあります。店内にイートインスペースがあるこの店は、まさに命を繋ぐシェルターのような存在です。夏の暑さも、冬の寒さもこの店があれば凌げます。
長谷でも甘地でも、地元の皆さんに声をかけていただいて楽しい時間を過ごせました。
駅カードを集める旅でしたが、出会いが楽しい旅でもありました。旅先で出会った皆さん、ありがとうございました!
ちなみに、今回の駅カードの配布は兵庫県の中播磨県民センターの主催で、4市町の観光協会との連携で実施されています。駅カードを発行することで、地元に訪れる人を増やすこと目的にしていると思われます。
各駅に行く方法には指定がありません。播但線でも、自家用車でも、バスでも、自転車でも、とりあえず駅に行ってスマホで写真を撮ればOKです。
特に制限が無い以上、利用する側はそれぞれが好きに楽しめば良いと思います。でも、せっかくの機会ですので、各地でご飯を食べたり、観光地を訪れたりしていただければなと思います。地元にいると意識しませんが、播但線は貴重な国鉄車両が残る特別なローカル線なので、車両を楽しむのも一つの方法です。
そういう意味では、今回の私たちの旅は褒められたものではありませんね。停車時間に写真だけ撮って、駆け足で走り回っただけですから(汗。せめて、この動画を見ていただいた方が播但線に、播但線の駅カードに興味を持っていただければ幸いです。
【ご注意】
今回、時間の都合上、各駅で電車の停車中に写真を撮りましたが、この方法はおすすめしません。事前に各駅の停車時間を確認していましたが、乗降客が少なければすぐに出発準備が始まります。場合によっては定時運行の妨げになる恐れがあります。ドアが開いてホームに降りて写真を撮って戻るまで20秒もあれば可能ですが、焦ると事故も起きかねません。余裕を持ったスケジュールで各駅を訪ねてください。
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