2022年3月20日に豊後大野市清川町の神楽会館で上演された浅草流細枝神楽の「八雲払」です。
八雲払いは、高天原を追放された須佐之男命は、出雲の国簸川の川上を訪れます。そこで八岐大蛇に呑まれる運命にある櫛稲田姫とそれを嘆く親である手名椎、足名椎の親子に出会います。須佐之男命は櫛稲田姫を櫛に変身させ自分の髪に差し、足名椎と手名椎に強い酒を造り八つの酒船に入れて置くように命じます。
待っていると、八岐大蛇が現れ酒船に頭を入れ飲み干し寝てしまいます。
そこで須佐之男命は十拳剣を抜いて大蛇を退治します。
その後櫛稲田姫と結ばれ歓びの歌を歌いました。