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ホルモン受容体陽性乳がんの晩期再発。「その転移、20年前の乳がんの再発では?」

放射線科医ようこチャンネル 109,324 lượt xem 2 years ago
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画像診断医だけでなく、がんの診療に携わる皆さんに知っておいて欲しい内容です。
乳がんは一般的に「予後がよい」がんの一つですが、ホルモン療法を完遂しても、10年後、20年後に再発する、晩期再発が多い疾患です。
生命予後がよい=完治、とは限らない、ということです。
現在の乳癌診療ガイドラインでは、術後の内分泌療法は10年を推奨するとしていますが、過去の治療で「ホルモン療法5年」だった方も多いと思います。
画像診断医は、原発不明癌の多発転移を見た時、まずは乳がんの既往がないか、もしあればサブタイプは何だったか?を確認したいところです。
晩期再発した場合でも、今はよい薬が複数あり、治療によく反応する症例が多いので、生命予後がよいと言うことは変わらないと思います。
※1.動画中で紹介した研究は、「遠隔転移再発」についてです。

#乳がん
#再発
#ルミナル

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