「ネットワーク1・17」
毎週日曜 夕方5時15分~ 放送
【公式ホームページ】
https://www.mbs1179.com/117/
【メールアドレス】
117@mbs1179.com
今シーズン最強で最長の寒波が今週、日本列島を襲いました。北日本から西日本の日本海側を中心に記録的な大雪が続き、
空の便をはじめ、多くの交通網に影響を及ぼしました。日本海側にこの大雪をもたらしたのは"線状降雪帯"とみられています。
"線状降雪帯"は、日本海側で発生する帯状の雪雲で、正式名称は「JPCZ(日本海寒帯気団収束帯)」といいます。
この雪雲が流れ込むと、大量の雪がわずか数時間で降り積もります。集中豪雨を降らせる『線状降水帯』と発達のメカニズムが似ていることから、
JPCZの構造を観測してきた三重大学の研究チームが、通称で"線状降雪帯"と名付けました。
"線状降雪帯"を研究してきた三重大学大学院の立花義裕教授は、「地球温暖化が最大の発生要因だ」と話し、
「夏の猛暑・豪雨も、冬の豪雪も、地球温暖化によって当たり前の時代になっていく」と警鐘を鳴らしています。
番組では、立花教授に"線状降雪帯"のメカニズムや、冬の豪雪に私たちはどう備えたらいいのかを教えてもらいます。