収獲しきれない大根の保存、どうしていますか。長細く切って乾燥保存？薄く輪切りにして乾燥保存？実は畑で寝かせておく長期保存方法があるんです。今年の大根は失敗ですが捨てるのはもったいない。畑に保存しておきました。
収獲しきれなかった大根はそのままにすると春先にトウが立ち、菜の花になります。大根として長期保存する方法とは、一度抜いて畑に埋める、または浅い穴を掘って土を被せる方法があります。ひと月ぐらいなら葉をつけたまま、2ヶ月以上保存するなら大根の葉を切り取って溝に埋めて土を被せておきます。この保存方法だと厳しい寒さに大根が傷むこともなく、成長も止まったままで保存できます。掘り出せばいつでも掘りたての新鮮な、みずみずしい対痕の収穫になります。
九州福岡では植えたまま、葉を切り落として保存しますが、切り口がカサカサになり新しさがなくなります。浅く切ると新しい葉が生えてきます。吸収根がそのままなので成長するんですね。畑の土に埋める保存方法だと吸収根はなくなりますので成長はしません。大根を傷つけることもありません。現状維持での保存になります。お試しいただきたい、食べきれない大根を畑で長期保存する方法です。