【解説】悠仁さま初会見を取材の記者「全ての質問に『はい』と…」原稿持たず記者の目を見て30分　結婚観にも言及し父・秋篠宮さまの“卵料理”秘話も

秋篠宮家の長男・悠仁さまが初めての記者会見に臨み、カメラの前でご自身の性格や結婚などについての思いを言葉にされました。

会見を取材したフジテレビ社会部宮内庁キャップの宮崎千歳記者とお伝えします。

悠仁さまは会見冒頭、「現在岩手県などで発生している山林火災により、被害が生じていることを案じております。これらの火災によって被害を受けられた方々に心からお見舞い申し上げます」と述べられました。

フジテレビ社会部宮内庁キャップ・宮崎千歳記者：
愛子さまの場合は、前日に地震が起きたので地震のお見舞いを述べられていまして、やはり人々の暮らしに目を向けて寄り添っていくという皇室の在り方を大切にしたいというお気持ちから、こうした言葉になったのではないかと思います。

──悠仁さまが成年皇族として初めての会見に臨まれましたが、これまでは20歳だったのが今回は18歳ということで、特に印象に残ったことなどはありましたか？

フジテレビ社会部宮内庁キャップ・宮崎千歳記者：
やはり緊張しておりますというふうに最初におっしゃっていましたし、相当、緊張なさったと思うんですけれども、常にほほ笑みを絶やさず、また右に左に記者の顔、目を見ながら丁寧に話されていたということ、あとは全ての質問に対して「はい」と返事をされる、そこがまた非常に高校生らしい若々しさというものも感じました。

──お一人お一人の目を見ながらお話をされていたということですが、確かに手元を拝見しても原稿などをお持ちではなかったですよね？

フジテレビ社会部宮内庁キャップ・宮崎千歳記者：
原稿を持たないというのが秋篠宮家のスタイルなので、悠仁さまも原稿を持たずに30分間分のお話を全部頭に入れて、本当にひと言ひと言確認しながら丁寧にお話しになっていました。

──質問は数々あったわけですよね？

フジテレビ社会部宮内庁キャップ・宮崎千歳記者：
記者会からは5問の質問をさせていただいて、あとそれに関連した質問を追加する形だったんですが、皇室の在り方、ご自身の性格や趣味また今後の結婚や留学、大学生活そして最後はご家族についてという質問でした。

悠仁さまは、記者からの「ご自身の結婚についての考え・理想の時期、お相手像についてもお聞かせください」という質問に、「結婚についてですが、理想の時期や相手について、まだ深く考えたことはありません」と述べられました。

フジテレビ社会部宮内庁キャップ・宮崎千歳記者：
お答えになりにくい質問だったと思うんですが、皇位継承順位が2位でいらっしゃるというお立場と、あとはご両親が大学時代に出会って結婚されている。
まさに、その年齢になろうとされているということでお聞きした形になります。

──その他、ご家族についてなどの質問があったそうですが？

フジテレビ社会部宮内庁キャップ・宮崎千歳記者：
性格を説明するのは難しいからエピソードでお話ししますということで答えてくださったんですが、父親の秋篠宮さまに関しては植物に気をかけたり、ホコリがたまっていると掃除をこまめにしてくれるきちょうめんな一面もある。あと卵料理も作ってくれることもあって、その硬さにこだわる面もありますとお話しになったと。「その卵料理は何ですか？」と重ねて伺ったところ、スクランブルエッグだそうです。ふわふわにするのにすごくこだわっているように見えますというふうにお話しをされていました。そういうこだわりは時に、ご自分も似ているようなところもあるかもしれないとおっしゃっていて、少し家族の情景というか、親子の和やかなひと時が垣間見えましたし、あと父親の秋篠宮さまの導火線が短いということに関してもお話があって、今は少し丸くなってきているように思いますというふうにすごく言葉を選びながらお父さまをフォローされている様子も見られました。

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