「おーい、聴こえますか? 被爆75年・ヒロシマから」(2020年8月6日放送)
アメリカが1945年に広島と長崎に投下した原子爆弾は、その年のうちに少なくとも21万人以上の命を奪った。生き残った人も原爆の放射能に傷つけられ、死の恐怖の中で生き続けることを強いられた。さらに、被爆者たちに情報不足からくる偏見と差別という刃を突き付けたのは、身近な日本人だった。
横浜市に暮らす原爆小頭症の被爆者、中井新一さん(74歳)は、母の胎内で強力な放射線を浴び、生まれながらに重い知的障害がある。言葉を交わすことは難しく、簡単な会話しかできない。広島を離れ、苦しい戦後を生きる2人の兄妹は、今も「世間の目」に苦しみ続けている。
安芸高田市の寺尾文尚さんも、母の胎内で被爆した。あの日母が爆心地の近くにいたら、自分も原爆小頭症の人と同じ境遇にあったかもしれない、という思いから、被爆70年の年に原爆小頭症被爆者と家族の会・きのこ会への支援活動を始めた。
番組では、被爆者たちがさらなる追い打ちをかけられてきた現実を振り返りながら、平和の本質について考える。
WEBサイト「RCC NEWS DIG」https://newsdig.tbs.co.jp/list/news/rcc
で配信中のコンテンツから選りすぐりの動画ニュースを配信中。
NEWS DIGアプリはこちら https://rcc.jp/newsdig
Twitter https://twitter.com/rcc_dig
LINE https://line.me/R/ti/p/%2540oa-rccnews (平日よる9時にその日のニュースをまとめて配信します)
広島の感動・驚きの映像はこちらからご投稿ください
RCCスクープ投稿 https://scoop.rcc.jp/
広島のニュース・天気・暮らし・グルメ情報のアプリ「IRAW by RCC」はこちらから↓今すぐダウンロード!
https://rcc.jp/iraw/qr/