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三浦アルプス。田浦梅林から半島横断。乳頭山、仙元山【シニア夫婦のゆる登山日記No40】

みやびやま 6,077 lượt xem 2 years ago
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【撮影日】2022年3月20日
東京湾から相模湾に向けて、歩いて三浦半島を横断出来るのが三浦アルプスの魅力の1つ。このエリアは地形が複雑で登山ルートも多岐に渡るから、とても一日では回りきれない。
今回はJR田浦駅から梅林を通り、南尾根経由で森戸海岸に出て、森戸神社をゴールとするコースを歩きました。
ジャングルに迷い込んだような楽しいトレイルでした。

駅前に何も無いJR田浦駅から、まずは「田浦梅林」を目指します。途中に「のの字トンネル」や、国道16号線の上下線の間隔が広がって、間に住宅街がある不思議なゾーンを通り、京急の線路を渡ると「田浦梅林」が始まります。

田浦梅林は小さな山でそれなりに登り応えがあり、気持ちの良い芝生の広場まで登れば、その先の展望塔から東京湾が見渡せとても気持ちがよかったです。田浦梅林今回初めて知りましたがとてもおすすめのスポットでした。

田浦梅林の奥に進めば分岐があり、横浜横須賀道路を渡る高架橋を通って三浦アルプスに繋がっていました。

たぶん林業に使われたことの無い、植生のシャッフルされた道をアップダウンしていくと、「FK2分岐」にたどり着きます。これは道迷いが特に多い場所に、地元の山の会が設置してくれた案内標識だそうで、FKは「二子山山系自然保護協議会」のイニシャル。ここを左に折れて登れば、木立が切れて景色がパッとひろがる場所に出ます。気がつけばそれが「乳頭山」の山頂でした。

そこから南下し、脇道に一回折れて、最高峰の「茅塚」までピストン。ここは特に見るべき物が無く鉄塔があるだけ。ただ今回歩いたコースの最高峰でした。

続いて、「観音塚」までの長いアップダウンに入る。修行の時間。ところどころに椿の花がさいていて、それが山道に落ちていて綺麗でいやされました。観音塚の千住観音兼馬頭観音の石仏には寛政11年の刻印があり、200年前に設置されたと思うと驚きです。

次のポイントは相模湾と江ノ島が見下ろせる「ソッカ」山頂。ここは地図上は「戸根山」というところなのですが、誰もこの山をその名で呼ぶ人は無く、古文書や地元の古老を訪ねて「通称」を調べ、「ソッカ」になったよう。地主の西武鉄道の許可を得て、ボランテイアの皆さんがベンチなどを整備してくれていて、ここでお昼を食べるのもおすすめです。

最後のピーク「仙元山」は、住宅街の裏山といったロケーションで、すぐ下に葉山の町が広がっている。そこから森戸海岸はもう近い。砂浜には大勢の人が来ていて、目の前の海はヨットで一杯です。森戸神社により今回のゴールとしました。

疲れたので、駅までバスに乗ろうとしたのが間違い!狭い道が多くの観光客で大渋滞し、バスは歩行者にどんどん追い抜かれた。ぎゅうぎゅう詰めの社内では「もう降りて歩こう」という囁き声があとこちから。ところが、降りて歩き始めた途端、渋滞区間が終了しバスは軽快に私たちを抜き去って行った。
やれやれ、「バスあるある」ですね。

PS.
このコ-ス、自然林の中を歩く楽しい歩きごたえもあるコ-スですが、雨の直後と夏は避けたほうが良い気がしました。

【BGM】 みやび

バダジェフスカ  乙女の祈り
ブルグミュラ-  25の練習曲  天使の合唱
         シュタイヤ-舞曲
          バラ-ド
          アヴェ・マリア
モ-ツァルト  きらきら星変奏曲
チャイコフスキ-  くるみ割り人形 花のワルツ
ショパン  ノクタ-ン Op9-2

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