木のサヤは保管用じゃない! 正本総本店のサビ包丁研ぎの続き @TOGITOGI動画
錆包丁3本の続編。柳刃と小出刃の研ぎ。
錆がこんなふうになった大きな原因は木の鞘だと思います。包丁の木鞘は保管用ではなく持ち運び用と考えてください。
錆びやすいハガネの刃物を分解清掃できないケースで長期保管するのはよくないです。
鉈とかナイフは炭素鋼製品でも鞘に入れて保管したりしますけど、やっぱりあんまりよくないと思います。ただ、包丁みたいに濡らして使うことが前提ではないので、まだ危険は小さい。
鉈やナイフも、少しでも湿気がついたままで鞘に入れるのはご法度でしょう。
考えてみると時代劇なんかで人を切った刀をそのまま鞘に仕舞うシーンとかありますが、あれもどうなんでしょうね?刃物にとってはすごい危険だと思いますが。