【東京ミッドタウン・デザイン部】多摩美術大学 TUB 第26回企画展「CERAMIC+GLASS+METAL:多摩美工芸の感と観 ― 優秀作品と課題紹介」ギャラリーツアー
48分から紹介している折り紙をモチーフにした作品は、折り紙作家・前川淳 氏の作品を参考にしたものです。
「東京ミッドタウン・デザイン部」は、東京ミッドタウン10周年を記念してスタートした、デザインのフィルタを通して、東京ミッドタウンやその周辺を深く知り・楽しむ活動です。
今回は、東京ミッドタウン・デザインハブ内、多摩美術大学 TUBで開催中の第26回企画展「CERAMIC+GLASS+METAL:多摩美工芸の感と観 ― 優秀作品と課題紹介」を、多摩美術大学工芸学科ご担当教員である手錢吾郎さん、尹熙倉(ユン ヒチャン)さん、馬越寿さんにご案内いただきます!
◉「CERAMIC+GLASS+METAL:多摩美工芸の感と観 ― 優秀作品と課題紹介」について
多摩美術大学工芸学科の学生優秀作品と、それを生み出した課題を紹介する展示です。
1998年に工芸学科が創設され24年が経ちます。それに先立つ1970~80年代から本学では陶・ガラス・金属の講座が開設されていました。この講座では美術大学で学ぶべき工芸に必要な「感じる力と観る力」を養う独自のカリキュラムが行われ、その延長に現在の工芸学科があります。
本展示では、学部1・2・3年生から選抜された優秀作品を紹介しながら、その背景となる本学科の課題を紹介いたします。
(同展ウェブサイトより)
配信日時:2023年2月27日(月) 16:00-17:00
ご案内:
手錢吾郎さん
多摩美術大学工芸学科金属プログラム 教授
1967年神奈川県生まれ。1994年 東京藝術大学 工芸科(鍛金)大学院修了。2006年に文化庁芸術家派遣研修で英国バーミンガム、エディンバラの大学等で研修。学部在学中より鍛金技法による金属造形の研究・制作を始める。大学院在学中より変形絞り技法とヘラ絞り技法を用いて、具象表現(人形)を無機的造形(回転体)と組み合わせた独自の金属造形表現として作品を制作。その後もヘラ絞り技法による金属素材の加工と回転体を含んだ造形の研究と発表に取り組む。
尹熙倉(ユン ヒチャン)さん
多摩美術大学工芸学科陶プログラム 教授
1963年兵庫県生まれ1985年多摩美術大学大学院修了1995年と2009年に文化庁芸術家在外研修でイギリス、大英博物館で研修。陶作品と空間との相互浸透的な関係について研究と発表。建築家とのコラボも多数手がける。2000年より陶粉による独自の絵画「陶粉画」を制作。近年は川の砂を採集し、焼成・粉砕を経て画材に加工し風土を描くシリーズに取り組む。
https://yoonheechang.com
https://www.youtube.com/watch?v=Wzy5Ku63I0A&t=9s
馬越寿さん
多摩美術大学工芸学科ガラスプログラム 教授
1968年東京都生まれ。1992年多摩美術大学クラフトデザイン専修(ガラス)卒業。宙吹きにより造られたガラスを様々な手段を用いて切削し時には着色を施すことにより、「透明であること」と「表面があること」との鬩ぎ合いあるいは按配の追求に取り組む。
企画展開催概要:
多摩美術大学 TUB 第26回企画展「CERAMIC+GLASS+METAL:多摩美工芸の感と観 ― 優秀作品と課題紹介」
https://tub.tamabi.ac.jp/exhibitions/3183/
会期:2023年2月22日(水)〜3月11日(土) 11:00-18:00 *日祝休室
入場:無料
主 催:多摩美術大学工芸学科研究室