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00:00 OP
00:56 時事問題とは
03:57 精神科医YouTuberとは
07:13 責任がある
11:35 ルールを守った上でやる
16:34 誹謗中傷とメンタルヘルス
23:45 本日の宿題
今回は、なぜ時事問題を解説するのか、精神科医YouTuberが時事問題を解説する理由をお話します。
僕が時事問題を解説すると、再生数稼ぎだ、金儲けなんだとよく思われたりします。
それは同業者からもよく思われているんですけど、本当はそういうことじゃないよ、ということなんです。
そこら辺の言語化がうまくできてなかったので、きちんと皆さんに解説します。
■時事問題
まず、そもそも時事問題とは何なのかということですけど、今ゴシップや政治問題も含めて、かなりみんなの関心を集めているんです。
時事問題は今YouTubeでもすごく注目されてるし、すごい再生数が回ってる状態です。
多くの人の関心事でもあり、今のトレンドというか、広場の中心なんです。
これだけ色々な多種多様なコンテンツが増えている中で、みんなが集まる場所は、この時事問題ぐらいしかないんだよね。
M-1グランプリや紅白歌合戦も強いコンテンツですよ、面白いコンテンツだけど、国民的な関心にはだんだんならなくなりつつあるというか、そういう感じの中、やはり時事問題、政治問題や色々なゴシップは数少ない場所、みんなが集まる場所になりつつあるということです。
ここが今すごい問題になっていて、SNSと動画が組み合わさることで誹謗中傷や暴力の場になってるんです。
それは皆さんもそう思うと思います。
すごいのよね、これ。
アメリカの大統領選を見ていると本当にすごくて、明日は我が身というか、日本もそうなりますから、気をつけなければいけないということです。
色々な誹謗中傷、コメントが匿名をいいことに飛び交ってるんですよ。
対立や分断も生まれてるし、それが結果的に政治的混乱を引き起こしかねないというか。
お金持ちの人などは自分が不安になってきて、お金を蓄えて、誰かのためというよりは、自分がお金を貯め込んで守らなければ、みたいな感じにもなりつつあったりして、分断するみたいな状況が起きているということです。
そういう中で二大勢力で戦うよりも、弱いやつをいじめた方がいいわけですよ。
スケープゴートとしてのマイノリティ迫害というのも起きてるんです。
誰か弱者叩きをしておく。
悪いことをした人を徹底的に叩くことで、この分断とかを鎮めようとする。
我々の集団の中で二大分裂だとキツいから、ピリピリしちゃうから、そうじゃなくて弱い人、誰が見ても、8割方の人が、8割、9割がたの人が、こいつは悪いだろと思う人を叩きに行く。
そうすることによって、他の9割の人が和を取り戻すことができるので、そういうスケープゴートを作りがちなんですけど、それも問題がありますよね。
精神科医とはこういうマイノリティの人たちを救うための仕事でもあるので、すごく問題あるなという風に僕は思ってるんです。
■精神科医YouTuberとは
精神科医YouTuberとはそもそも何なのかということです。
精神科医YouTuberにはどんな役割があるかというと、疾患の説明をする、啓発をしていく。
それは患者さんのみならず、世界中の人に啓発していくということだし、その動画自体が持つ治癒的な効果をもたらすということと、動画を中心に集まってきた人たちをうまく繋げて、繋がりを作っていく、コミュニティを作る。
それはリアルなコミュニティもあれば、匿名のコメントを見る中で、何となく自分一人じゃないんだと、コミュニティも色々な水準であると思いますけど、繋がりを感じさせるという3つの役割があるんです。
が、別の角度から見ると、メディアであるという側面があります。
そういう役割を持ってるんだけど、もう一つ別の角度から見ると、メディアであると。
「?」とつけています。
YouTuberがメディアかというと、これはややこしいんですよ。
現在の裁判所的な判断だと、多分まだメディアだという風に断定はしてないと思います。
あくまで個人だということになってる。
フリーのジャーナリストはメディアだと言い切れないのと似ています。
ただこれは5年後、10年には変わると思います。
ホリエモンチャンネルとか、個人でやってるというか、もうメディアじゃないですか。
テレビよりも影響力を持ち始めて。
今回のフジテレビ問題で言うと、フジテレビの記者会見よりも文春の方が影響力があったわけだし、文春よりもホリエモンチャンネルの方が(コンテンツを見てない人はちょっと検索して見てもらったらいいんですけど)影響力があったわけで。
この認識も変わるだろうし、人々の関心も変わると思います。
メディアは、一つの小さいけれどもメディアだという認識に変わってくるような気がします。
あとは精神科医YouTuberというのはパラソーシャルの関係なんです。
毎日こういう風に動画で会っていくと、会ったことないんだけど親近感を覚えたり、友達のような感覚だったり、心の師匠…そんな偉そうなものではないですが、でも繋がりを感じるわけです。
あとは専門家であるということです、精神科医YouTuberというのは。
精神科医として専門家なんですよ。
僕は研究者ではないですけど、臨床家としての専門家なんです。
しかもバリバリの最前線に立ってる臨床家ですから、そういう身体を使って覚えていることがたくさんあるんです。
この専門家というのは、やはり新しい視点を市民にもたらす存在でもあるし、真実を知ってるんです。
この「真実」というものはややこしいんですけど、鍵括弧付きにしてますけど「真実」なんです。
プラトンの言うイデア論のような、ある種の、人間とは何かという「真実」を僕らは臨床家として他の人たちよりも深いところで考え続けたり、葛藤してる結果、知ってるんです。
そういうものは社会に還元すべきだという視点があるということです。
■責任がある
つまり、責任があるんですよ、僕らは。
こういう問題に対して何かをする責任が僕はあると思ってるんです。
やりたいからやってんでしょ?とよく思われるんですけど、これ、責任があるのよね。
道徳、哲学、倫理をちょっとかじっていないと理解しにくいと思うんですけど、こういう特権や特別性があるということはですね、市民、そういう市民は、社会に対して還元すべきであるということなんです。
例えばいっぱいお金を稼げる人というのは、税金を納めるべきです。
そういうことじゃないですか。
たくさん税金を納めるべきですよね。
同じ税金じゃないんですよ。
たくさん稼げる人は、たくさん稼げない人よりも多く税金を払うべきなんです。
これは直感的にもわかると思いますけど、それはそうですよね。
なぜかというと、結局お金を稼げてる、勉強ができたということは、社会から先に色々なものをもらってるからです。
助けてもらったから、学校教育も含めて税のサービスを受けてるので、税で返さなければいけない。
そして多く返す必要があるというのがまず一つあります。
基本的にはそうです。
じゃあ、例えば目の前に倒れてる人がいた時に医師は助けるべきですか? 義務はありますか? 責任ありますか? と言ったら色々賛否はあると思う、両論あると思います。
基本的には助けるべきなんですよ。
なぜなら、他の人にはできないけど、その人はできるわけで。
医学教育というのも、自分の力だけで学んだのではなくて、色々な人の協力を得て、助けをもらって学んできてるわけだから、社会に還元すべきです。
★動画の文字起こしはこちらのnoteに【全文掲載】されています。
https://note.com/wasemenblog
(文字起こし自体がない動画もあります)