令和6年1月17日(水)
今年初めての「七事式」
員茶之式(かずちゃのしき)のお稽古をしました。
「員茶之式」について
員茶之式は7人以上でするお稽古です。
員茶之式は、席中で十種香札を取りながら、互いに薄茶を点てて、いただく式です。客の数だけ茶を点てるので「数茶」とも書きます。
無学宗衍和尚が、この式につけられた偈頌(げじゅ)「老倒疎慵無事日 閑眠高臥対青山(ろうとうそようぶじのひ かんみんこうがして せいざんにたいす)」とは、何もかも洗い流した心境、禅僧の理想の境地を表しています。
この偈頌(げじゅ)が表すように、員茶之式は七事式の最終の段階におかれており、お互いに清談を交わしつつ、干菓子をいただきながらうちくつろいで行う式ともいえます。
火、水、土コースの皆様とは初顔合わせてです。
久しぶりにお会いしましたら膝を痛めている方が、正座が難しくとても痛そうです。
それでもお稽古にいらして本当にお茶のお稽古が好きなんだと思いました。