なんとなく勝沼あたりの山を歩いてみたい...と思いました。
勝沼は大菩薩嶺への通過点になりがちだけど、改めて向き合うことで新たな発見がありそう。
したら、目に留まったのは高尾山!
そう、ここは、八王子の高尾山と区別するために「甲州高尾山」というそうです。
標高約1,000mほどの静かな里山で、四季折々の自然を感じながら歩ける。さらに調べてみると、この山を貫くように大日影トンネル遊歩道というのがあり、かつての中央本線のトンネルを活かしたルートで、レンガ造りのアーチが魅力的。
この二つを組み合わせたハイキングなら、里山の静けさと歴史的な風景の両方を味わえるじゃないか!最後にワイナリーや温泉で締めるのもいいかもしれない。
どんなルートで歩こうかな?
大日影トンネル遊歩道の北の出入り口は、勝沼ぶどう郷駅があり、遊歩道・駅利用者用の無料駐車場がありました。そこで、この駐車場に車をとめ、周回ルートで歩く計画としました。
登りルートは、甲州高尾山の北東に位置する大滝不動を経由することにしました。
大滝不動の大滝は凍結しており、見事な氷瀑になっていました。今シーズンは氷瀑を見る機会が多く、なんだか氷瀑マニアみたいです。
下山ルートは、どうしよう。
地図を見ていると、深沢へ向かう破線ルートもありました。等高線が非常に詰まっているため、このルートはかなり急な傾斜の道であることがわかります。そのルートの中腹よりやや下に神社マークが記載されています。調べているなかで、偶然、その神社には「飯縄大権現」が祀られているということを知りました。
驚きました!八王子の高尾山の今のご本尊、飯縄大権現と同じです。
最初は、たまたま名前が同じ山だと思っていましたが、甲州高尾山も八王子の高尾山と関係があることに気づきました。
戸隠の飯縄山から勧進された信仰が、八王子の高尾山にやってきた、と考えたとき、昔の人々がどれだけ長い距離を歩き、信仰を広めていったのだろうと思いました。その東進する過程の中に、高尾山信仰がこの甲州にも跡を残していることを考えると非常に興味深いです。
それで、その神社にはとても心がひかれますが、落ち葉の急傾斜のバリルートの様相なので(笑)、そちらは止めて、大人しく大善寺へ下るルートを進むことにしました。こちらは、想像以上に美尾根で、とても楽しく歩くことができました。
大日影トンネルの通行時間は16時までなので、できれば15時には入口に到着しておきたい...撮影していると一時間なんてあっという間なんですよね。
結局、特に早着することもなく(笑)、時間制限いっぱいを使って、勝沼での時間を楽しんで帰りました。
充実した一日を過ごすことができ、大満足感の山行でした。
撮影日:2025年3月2日(日)