「奥多摩むかし道」という名前に惹かれ、私のゆる~いハイキングが始まりました。
奥多摩むかし道は、奥多摩駅と奥多摩湖の間の約10kmの旧青梅街道の区間です。
この道は、明治32年(1889年)の改修後、交通の要所として活発に使われました。
昭和13年(1908年)には氷川~西久保間にダム建設用の作業道路が造られ、その後、昭和20年(1945年)に一般道(現在の国道411号)として開放されるまでの間、荷を積んだ牛馬が行き来した主要な生活路、交易路でした。
国道411号が使えるようになってもからも旧道は生活路として残り、明治から昭和にかけての遺構が今なお残っています。
道中には、迫力あるオーバーハングの大岩や吊り橋がハイキングのアクセントとなります。
渓流の轟音や鳥のさえずりが耳に心地よい。
片道10kmの道のりは、思ったよりあっという間に感じました。
陽が沈むのが早くなったなぁ。
傾き始めた午後の時間を歩きながら、「また来たいな」と思わせてくれます。
今回の旅では、素敵な偶然もありました。
OPT(オピト)の大井さんに偶然お会いできたのです。
OPTは、奥多摩ピカピカトイレの略で、数日前にテレビでその活動を知り、感銘を受けていたばかりだったので、直接お話しできたのは感動でした。
撮影日:2024年11月9日(土)