骨粗しょう症の薬を詳しく解説していくシリーズの3回目、今回はデノスマブを取り上げます。担当は伊奈病院副院長/整形外科部長の石橋英明先生です。
骨吸収抑制薬のひとつ抗RANKL抗体のデノスマブという薬について詳しく解説しています。抗RANKL抗体が破骨細胞のできるところから、働くところまでをブロックして、強力に骨吸収を抑制する仕組みを解説しています。抗体製剤なので半年に一度の皮下注射で効果があります。デノスマブを勝手にやめてはいけないといった注意点や、顎骨壊死といった副作用についても解説しています。