1990年代に外の岩場が盛んに開拓されその数は200に届くと思われます。ルートの本数が揃っていて・交通の便が良く・広場があって居心地が良い・トイレが近い・などの条件を満たした岩場は現在も人気です。それに対するかのように、年に数パーティ来れか来ないかなんていう忘れられた岩場がいくつも残っていて静かに、訪れるクライマーを待っています。
日本の岩場はその岩場に愛着を持ったまったくの個人か個人的グループが開拓しているのがほとんどです。人気の岩場はフリークライミング協会がボルトしようとしていますがあまり進んでいないようです。リボルトも、個人か個人的グループによって行われることが多いようです。
まったくリボルト行われていない所も多く、新しくても科学的初見ときちんとした技術でそれが設置されたとは限りません。ハンガーがペツルでボルトはホームセンターで買ったコンクリート用の組み合わせで設置されていて電触している場合を多くみかけます。トータルで考えて、岩場にある支点はその強度を完全に信用してはなりません。
奥武蔵の岩場も支点の信用度は不明なので、終了点を補強して、トップロープのみで登って出来ました。