寒波と寒波の間の久しぶりの好天です。
雪のある山へ行くしかないぞっ!
そう思い、赤城山を計画しました。
富士見温泉の道の駅まで車で向かい、そこからバスに乗りました。
朝の内に除雪車が入っているとのことでしたが、凍結した山岳道路です。車もそれなりな装備が必要でしたので、バスを利用しました。
しかし、考えることは皆同じだったらしく、そのバスが驚くほどの混雑でした。何度か赤城山へはこのバスを利用しましたが、私がこれまで見た中で、一番混んでいる赤城ビジターセンター行きのバスでした。お天気をみんな待っていたのね。
結局、始発の前橋駅を出発した最初のバスには乗れず、臨時バスを待つことになりました。そのため、早起きしたわりには山に到着したのが、なんと!11時(涙)。
もはや、登山開始の時間でもないし、帰りのバスの時間を考えると、遊べるのは5時間ほどしかありません。そこで、当初の計画を変更し、小沼のアイスバブルと氷瀑を楽しむことにしました。
ところで、今回の山行を編集するにあたり、「幸せの靴」というテーマでまとめようと考えました。しかし、このワードを検索すると、あるゲームのアイテムが出てきました。私はゲームをしないので知りませんでしたが、多くの人にとっては馴染みのあるものなのでしょうか?
このゲームでの「幸せの靴」の効果は、歩くごとに経験値が入るというものです。
それに伴い、勇者のレベルがどんどん上がっていき、敵を倒せてしまうという代物。
ああ、それを、「幸せの靴」と名付けたか!と。
このコンセプトに、うっかり感動してしまいました(笑)
雪の中を歩くのは決して楽ではないです。
しかし、その一歩一歩が確実に経験となり、歩いた分だけ成長できると考えれば、確かにこれも「幸せの靴」じゃない?
登山では、何かを倒す必要はないです。敵もいなければ、戦うべき相手もいません。
ただ、黙々と歩くことで自分が少しだけ成長する...それこそが「幸せ」の靴の本当の意味なのかもしれない。そう...道を誤れば深く沈み、足を取られ、時には引き返すこともあるのだから。
久しぶりに、キュッキュという冬ならではの音を聞いて、足が喜びました。
撮影日:2025年2月15日(土)