「あれから10年 これから10年」BS-TBSで毎週土曜よる8時54分放送
東日本大震災から10年。当時10代だった若者の震災後10年とこれからの10年を取材、復興を考える。
File.15 宮城県山元町/大和勇次さん
大和勇次さんは中学校1年生の時に被災。地震後すぐに近くの高台に避難、津波を眼下に見ながら付近の民家で不安な一夜を過ごした。大和さんが暮らしていた地域は津波の被害が大きく、幸い家族は無事だったものの大和さんの自宅も含め多くの家が流されてしまい、「この先どうしよう」という不安な気持ちに襲われたという。大和さんの将来の夢は小学校の教諭になることだったが、震災の時の体験でその思いは更に強くなったという。それは、大和さんの母校でもある中浜小学校の児童90人が津波を免れるために屋上にひと晩避難、その後、大和さんが避難していた坂元中学校に移ってきた際、教諭たちの声掛けやケアのお陰で児童たちに不安がる様子がほとんど見られなかったからだと言う。その光景を見て自分も「子どもを安心させられる人になりたい」と強く思い、現在は希望通り小学校の教諭に。そんな大和さんの「今」と「10年後の目標」とは?
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