【目次】
0:00 ダイジェスト
0:28 タイトル
0:46 キーワード
1:04 全体の流れ
=== 悪影響 ===
①薬物乱用とは
1:29 薬物乱用となる2つの行為
1:55 「1回」で薬物乱用である
2:21 違法な薬物(ドラッグ)の例
2:50 医薬品(メディスン)の不適切な使用
②乱用の危険性
3:23 2つの死を招く
3:47 薬物乱用は人間らしさを壊す
4:34 「乱用・依存・中毒」の関係性
③周囲への悪影響
6:14 悪影響を与える範囲が広がる
6:38 各場所で起きる問題の具体例
7:07 小まとめ
=== 要因・対策 ===
① なぜ始めるのか?
7:33 周囲の誘いで始める若者
8:02 巧妙な誘いの魔の手
8:31 SNSによる薬物との接触に注意
②薬物乱用の対策
・入れない
9:16 日本に「入れない」ための水際対策
9:51 薬物の運び屋にならないように注意
・始めない
10:31 「始めない」ための法律による取り締まり
10:50 脱法と法律改正のいたちごっこに終止符
・やめる
11:39 薬物事犯は再犯率が高い
12:09 「やめる」ための治療と社会復帰
12:38 小まとめ
13:06 全体のまとめ
以下のURLにこれまでの動画で使用したスライドのデータがあります。ご活用ください。
https://drive.google.com/drive/folders/1aIjjlfZQuDrsSr-dCvKdQaSS3z1Ee0ml?usp=sharing
------------------
動画の意図
------------------
「ダメ、ぜったい」のイメージが強い薬物乱用の防止。しかし、近年は20歳未満の大麻事犯検挙者が増加しています。
高校生などの若者に薬物の魔の手が忍び寄っているのは事実なのです。
このような背景があったとしても、薬物乱用に手をださないために知識を身に着け、適切な行動を選択する必要があります。そのため、キーワードを「1回で人生終了」とし、かなり強烈なメッセージを発しています。
まず、薬物乱用の悪影響を徹底的に深堀りします。
薬物乱用を2つの行為に分け、1回で薬物乱用者になるという基本的な部分をしっかりと説明します。
次に乱用の危険性です。直接的な死と、人格の破滅という2つの死で危険性を表現しました。人間らしさを失わず、豊かな人生を選ぼうという前向きな問いかけもしています。
さらに、乱用・依存・中毒の3つの関係性を図解しました。この点は大人でも曖昧な理解にとどまることが多い部分です。
この1枚絵をイメージできれば、3つの言葉を区別して使用することができるようになります。
周囲への悪影響は、身近な人に迷惑をかける、という点で良心の呵責にも訴えつつ、具体的な例も示しています。
次のセクションでは開始要因と対策について、アニメーションを多用しながら解説しています。
まず、薬物を始める理由です。
データを見ると、若年層ほど誘われて始める傾向があることがわかります。つまり、自ら求めるわけではないので、薬物に関わる情報を周囲から遠ざけることが必要だということが導き出せます。
しかし、近年はSNSなどの巧妙な手口で薬物乱用の入り口が近づいてしまいます。その点も自覚し、情報の取捨選択ができるようになることもねらいの一つです。
さらに運び屋へも注意喚起を行い、犯罪に巻き込まれる可能性を減少するための情報も入れ込んでいます。
始めないための対策は主に法律による取り締まりです。また、危険ドラッグと法改正のいたちごっこもシンプルな図で説明し、日本の薬物対策の成功例も紹介しています。
最後にやめるための対策として、取り締まり一辺倒から、社会復帰へのルートマップも示し始めている現状を説明しています。
総じて、1回の薬物乱用は、自分の人生を含め、周囲の人々の生活をも破滅させることだと胸に刻むことができます。