旬の寒ブリが今年は豊漁。東京でも去年に比べお得に買えるということです。
■出世魚「ブリ」は関東と関西で呼び名が違う?
熊崎風斗キャスター:
出世魚の「ブリ」は成長に伴って名前が変わっていきますが、関東と関西で呼び名が違うんです。(環境省HPより)
関東:ワカシ→イナダ→ワラサ→ブリ
関西:ツバス→ハマチ→メジロ→ブリ
関東の回転寿司店に「ハマチ」というネタがありますが、なぜ関西で呼ばれている「ハマチ」が関東にあるのか。
神奈川県に本社がある「かっぱ寿司」によると、実は、関東では大きさに関わらず、“養殖物”を「ハマチ」、“天然物”を「ブリ」と区別する文化があるということです。ここから「ハマチ」という呼び名が全国的に浸透したのではないかということでした。
ホラン千秋キャスター:
両方ともブリくらい成長していても、“養殖物”だったら「ハマチ」ということですか?
熊崎キャスター:
回転寿司では「ハマチ」として販売するそうです。
元々、ハマチの養殖は香川県が世界で初めて成功したんです。香川県は西日本なので「ハマチ」と呼んでいて、そこから養殖のブリのことを「ハマチ」と呼ぶのが全国的に広がっていったということなんです。
■“魚の伝道師”直伝!ブリの美味しい食べ方・見分け方
熊崎キャスター:
ブリを美味しく食べるテクニックを元水産庁職員の上田勝彦さんに伺いました。
ブリをスーパーで買うとき、背側は筋肉質で身の味が濃いので「ブリ大根」がいいそうです。煮物だと油が多すぎて中に染み出過ぎてしまうので、「ブリ大根」がいいということでした。
一方、腹側は脂のりが抜群なので、「照り焼き」や「塩焼き」がいいそうです。
刺身に関しては、好みに合わせて「どちらでもOK」ということでした。
切り身で売っているときの背中とお腹の見分け方は「皮の色」です。背側の皮の色は深緑っぽいですが、腹側は白っぽくなっています。
刺身で美味しく食べるには、まず流水で3秒程洗い流し、キッチンペーパーでしっかりと拭いてください。
食べるときに「わさび」よりもおすすめなのが「一味唐辛子」なんだそうで、辛味が旨味を引き立ててくれるということです。
鮮度の良い美味しい寒ブリの見分け方は、まず血合いの色の赤みが強いと新鮮な証なんだそうです。それから皮と実の間の白い脂の層が多い方が美味しいということでした。
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