https://foejapan.org/issue/20250126/22366/
白い砂浜と青い海が広がるビーチリゾート、そして屈強なラグビーチームで知られる南太平洋の島国フィジーですが、観光客がほとんど足を踏み入れることのないヴィティ・レブ島東側の内陸部には静かに銅鉱山の開発の手が迫っています。
人口のほとんどがフィジー先住民族で構成されるナモシ郡には約20年前から日本の日鉄鉱業者が職員を派遣して鉱山開発の道を探ってきました。住民は度々反対の意思を示してきましたが、開発計画は一向に取り下げられません。
それどころか、公表すると反対に合うのが目に見えているからなのか、環境影響評価報告書は秘密裏に政府に提出され、住民の多くは十分な説明やコンサルテーションを受けることもなく、戦々恐々と毎日を過ごしています。
いつ始まるかわからない開発計画――。それに抵抗し反対の声を上げ続ける先住民族の皆さんをゲストにお迎えし、お話をうかがいました。
#フィジー #鉱物資源 #気候危機