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小三治 文枝 圓生 ちょっと癖の悪いお酒の噺【落語】

緩落語ch:荒獅子男乃助 4,255 lượt xem 2 weeks ago
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0:48棒鱈 32:11ぼやき酒屋 1:03:38一人酒盛 1:29:36エンドトーク

「棒鱈」
演題にもなった「棒鱈」とは、本来は食材の名称であるが、俗語で酔っぱらい、まぬけ、野暮天などを意味する。噺の終盤に出てくる料理名にも「鱈」という字が入っている。熊五郎と寅吉が料亭で酒を飲んでいると、隣の座敷から騒がしい声が漏れてきた。隣室の客は訛りのきつい田舎侍で、芸者を大勢呼び、はしたなく騒いでいる。酒癖の悪い熊五郎は次第に不機嫌になり、やがて隣へ苦情を言いに行こうとするが、温厚な寅吉に「無粋な真似はよせ」と厳しくたしなめられて思いとどまるが・・・

十代目 柳家 小三治
「まくらの小三治」と呼ばれるほど、まくらに力を入れており小三治のまくらを聴きに寄席に足を運ぶ常連もいたという。中堅どころの名跡であった「柳家小三治」を真打昇進から2021年に没するまで名乗り通した。この間落語協会理事や同協会会長を歴任し重要無形文化財保持者(人間国宝)にも認定され東京落語界の大看板になった。小三治は「名前を大きくした」と言われ四代目桂米丸や五代目三遊亭圓楽に並び本来留め名ではなかった中堅名跡を名乗り通し大看板となった落語家のひとりである


「ぼやき酒屋」
ある寒い夜、一人の男が赤提灯に引き込まれるように居酒屋へと入ってきます。「寒いね~いつもの一杯くれや」という男に「お客さんうちの店初めてだと思いますよ」と店の主人、話しているとぼやき始めます。先日も風邪を引いたが、そんなたいした熱じゃないと嫁さんは何もしてくれなかった、しかし、飼っている猫が風邪を引いたらすぐさま病院に連れていくありさま。何を考えているのか。ぼやき続ける男に仕事を聞くと・・・

六代目 桂 文枝
「いらっしゃーい!」「オヨヨ」「しっかりと!」のギャグが有名である。「オヨヨ」については、小林信彦から自著『オヨヨ』シリーズからの盗用であると抗議され、使用をやめた上で謝罪することとなったが三枝の「オヨヨ」は、俳優大河内傳次郎の物まねから派生したものであり、小林の主張は誤解だった。
タレントとして早くから頭角を現す一方で本業の落語の評価は高くなかったが、三遊亭圓丈の新作落語にヒントを得て、新作(創作落語)にウェイトを置くようになると落語での評価は急上昇していった。これは古典をほとんどやっていない早い時期に、司会者やタレントで人気が出始めたため、師匠にしっかり稽古を付けてもらえなかったこと、本来の上方落語の世界に出てくる大阪言葉に馴染めなかったことなどが理由とされている。立川談志は「(当初は)ただの若手の人気者だと思ってましたよね。とにかく新作落語で奥義を極めたんじゃないかな」と評している


「一人酒盛」
これから仕事に出かけようという時に、急用だからとのみ友達の熊五郎に呼び出された留公。無理して来てみると、たった今、上方に行っていた知人から、土産に酒をもらったから、二人でのみたいという。造り酒屋から一升だけ分けてもらっためったに手に入らない、いい酒とか。全部あげたいが、ほかに一軒世話になった家があって、そこへ半分持っていかなければならないから五合で勘弁してくれと置いていったという。「のみ友達は大勢いるが、留さんは一番気が合うから呼んだ」とお世辞を言われてお人よしの留公は上機嫌だが・・

六代目 三遊亭 圓生
落語家としてデビューした子供の頃に、他の落語家の高座を盗み聞きするだけで(稽古をつけられなくても)覚えていった噺も多いという。個人の持つ演目数としては、落語史上でも最多だったのではないかと言われている。古典落語・新作落語の別を問わず人気先行で芸を磨く事を怠る芸人を嫌い、草花は綺麗だが1年で枯れるしそればかりでは花壇になってしまう、日本庭園の松の木のようなしっかり磨いた芸を育てなければ、と語っていた。1978年に、日本の江戸落語の団体である落語協会において、当時の会長5代目柳家小さんらが行った真打大量昇進に対して、前会長で最高顧問の6代目三遊亭圓生がこれに反発する形で落語協会を脱退して一門弟子を連れ新団体の落語三遊協会を設立した

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落語の蔵:https://www.youtube.com/@Repli455/videos



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