ドローンを使った『豆』の防除について解説します。
ドローン防除には水稲以外に産地の作物に対する防除があります。
依頼が来た時、何でも
「YES!!」
これは危険です!!
産地の作物の品質をしっかり守るためにも特徴は抑えておきましょう!
今回、例として解説の対象として選んだのは『丹波黒豆』という品種。
まず、調べるべきは農薬です。
散布依頼がきた農薬はドローンで撒いて良いのか?
いわゆる空中散布の有無です。※これは必須です
撒けることが確認できたら
次に作物の特徴を考えドローン防除に合わせていきましょう!
例えば『丹波黒豆』のドローン防除には主に3つの特徴があります。
①複数回の防除が必要(1回〜3回程度)※個人差あり
②回数毎に状況にあった農薬を選定する
③ドローンの風圧による枝、茎等へのダメージの軽減
などがあります。
このようにドローンの操作技術以外に作物の特徴や農薬の知識を少し調べておくと年間を通じた防除業にすることが可能になるかも!!
少しでもご参考になれば幸いです。
【目次】
0:00 OP
0:52 丹波黒豆について
4:05 農薬紹介①:トレボンエアー ※重要
7:37 農薬紹介②:スタークル液剤10 ※重要
11:58 農薬紹介③:プレバソンフロアブル5
14:36 ドローン散布は葉裏まで届くのか? ※重要
17:01 農薬3種類の特徴とフライト準備
20:12 豆防除のやり方と注意点 ※重要
23:55 散布後のまとめ「幅広い作物の散布で年間の仕事に」
動画でご紹介する農薬はこちら↓
【トレボンエアー】
空中散布、無人航空機散布で水稲・小麦・だいず・あずき・やまのいも・しょうが・ばれいしょ・キャベツ・だいこん・ねぎ・えだまめの害虫防除に効果を発揮します。
カメムシ類・ウンカ類・ツマグロヨコバイ・コブノメイガ・アズキノメイガ・ハスモンヨトウなどの防除に有効です。
有効成分を水中に乳化分散した水ベースの製剤で、有機溶媒の臭いが少ないのも特長です。
参考ページ↓
https://store.shopping.yahoo.co.jp/farmtop/n001291.html
【スタークル液剤10】
カメムシ類、ウンカ類、ツマグロヨコバイに高い殺虫効果を示します。
散布後は有効成分が速やかに作物内に移行し、効果を発揮します。
高い殺虫効果と優れた浸透移行性により、長期間の残効性を示します。
参考ページ↓
https://www.kumiai-chem.co.jp/products/document/starkl_lq10.html
【プレバソンフロアブル5】
ハスモンヨトウなどのチョウ目害虫、ハモグリバエ類などに高い防除効果を示します。また葉菜類、果菜類など50を超える作物に対して、食害を速やかに止めることにより作物の品質を保ち、しっかりと収穫できるよう防除面でのサポートをします。
参考ページ↓
http://www.greenjapan.co.jp/prebason_f5.htm
農林水産省『ドローンで使用可能な農薬について』
参考ページ↓
https://www.maff.go.jp/j/kanbo/smart/nouyaku.html
【使用機体】マゼックス製 飛助DX 2021年モデル
- スペック -
展開サイズ 1160×1160×620mm
格納サイズ 658×658×620mm
モーター外径 88mm
プロペラ 炭素繊維30inch
バッテリーサイズ 200×140×65mm
バッテリー重量 3.8kg
バッテリー容量 12S163000mah
【液剤散布装置】
タンク容量 10L
ノズルチップ レヒラー社ST
タンク材質 ポリエチレン
散布幅 4m
最大流量 4L/分
ノズル数 4個
散布ポンプ マルチポンプ
【飛行パラメーター】
機体総重量 14.9kg
最大離陸重量 24.9kg
最大ホバリング時間 30分
最大搭載重量 10kg
最大使用風速 8m/s
最大飛行速度 15km/h
最大到達高度 50m
最大飛行距離 300m
電波到達距離 1000m
使用可能温度 5~40℃
#ドローン #農業 #農薬散布
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