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円蔵 志ん朝 圓楽 志ん生 狐とたぬきは化かしあうのか【落語】

緩落語ch:荒獅子男乃助 7,373 lượt xem 1 month ago
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0:48狸賽 20:57王子の狐 47:43たぬき 1:09:08安兵衛狐

「狸賽」
昼間、荒寺の境内で悪ガキたちにいじめられている子狸を助けた八公の家へ、子狸が礼に来た。子狸が言うには 「両親に親方に助けてもらったことを話しましたら腹を叩いて喜んで恩返しをしてこい、恩を知らないやつは人間と同じと言われまして・・・このまま帰ると勘当されてしまいますから、どうか当分ここへ置いてください」ということで、子狸は八公の家に居候して掃除、洗濯、炊事と、まめに働き出した。

三代目 古今亭 志ん朝
七代目立川談志、五代目三遊亭圓楽、五代目春風亭柳朝と共に、若手真打の頃から東京における『落語若手四天王』と呼ばれた。他にも同世代噺家の中では『東の志ん朝、西の枝雀』と称される。
「古今亭志ん朝」を名乗った他の2人は、いずれも名乗った期間が極めて短い。そのため「古今亭志ん朝」と記した場合、真打昇進から没するまで40年以上にわたって「志ん朝」を名乗り続けた三代目を指すことがほとんどである

「王子の狐」
ある男が王子稲荷に参詣した帰り道、一匹の狐が美女に化けるところを見かける。どうやらこれから人を化かそうという肚らしい。そこで『ここはひとつ、化かされた振りをしてやれ』と、大胆にも狐に声をかけた。「お玉ちゃん、俺だよ、熊だ。よければ、そこの店で食事でも」と知り合いのふりをすると「あら熊さん、お久しぶり」とカモを見付けたと思った狐も合わせてくる・・・

五代目 三遊亭 圓楽
1933年1月3日東京生まれ。六代目三遊亭圓生に入門
上野鈴本演芸場で落語を見て「戦争ですべてを奪われ暗い顔をした人々にこうやって笑いを起こさせることができる落語はすごい」と落語家になることを決意した。落語家になって数年経っても「噺は上手いが圓生の真似だ」と言われ圓楽自身も悩みストレスで一時は体重が48kgになったり自殺未遂をしかけるほどだった。若き日の自己のキャッチフレーズを「名人圓楽」とするが師匠などから「若手の分際で名人とは生意気だ」と怒られキャッチフレーズを「星の王子さま」に変更した。「落語界・寄席でタブーとされることを全部やってやる」「寄席の価値観の逆をやる」という戦略をとり瞬く間にスターとなった。
7代目立川談志、3代目古今亭志ん朝、5代目春風亭柳朝(柳朝休業後は8代目橘家圓蔵)とともに「東京落語四天王」と呼ばれた

「たぬき」
昼間、子どもたちからいじめられた子狸を助けた八五郎の所に子狸が礼に来る。親狸から助けられた恩返しをしないのは人間にも劣る狸の道にももとることだと諭されて来た、お礼をして帰らなければ勘当になると言う。いじめられているところを助けてもらった狸が、恩返しのために化ける噺ふたつ「狸の札」「狸の鯉」が、ひとつの噺にまとめあげられている。

八代目 橘家 圓蔵
1960年代から1980年代にかけて「ヨイショの圓鏡」の異名で落語家としてもラジオスターとしても一時代を築いた。頭の回転の速さからなぞかけを得意としテレビやラジオなどの放送番組で人気を博す。得意のなぞかけから自宅の表札の裏に「そのココロは?」と書いてあるとも噂された。また頭の回転を活かした頓知も発揮し大喜利やクイズでも逸早く回答して「早いが取り柄の出前と圓鏡」「早いと言えば、圓鏡か新幹線か」と自称した。強度の近視のため黒縁眼鏡を掛けたまま高座に上がっていたがこれは従来の寄席演芸のタブーを破るものでトレードマークになった。

「安兵衛狐」
上方落語の切りネタ(大ネタ)「天神山」を、三代目柳家小さんが、東京に移植したものです。前半は「野ざらし」にそっくりで実際、上方の「天神山」は「骨つり」(野ざらし)に「葛の葉子別れ」「保名」の芝居噺を即席に付けたものという宇井無愁の説がありますが三代目桂米朝はこれを否定しています。戦後は五代目古今亭志ん生の極めつけ。志ん生がどこからこの噺を仕込んだのかは不明

五代目 古今亭 志ん生
1890年6月5日東京生まれ
本人曰く4代目橘家圓喬の弟子
6代目圓生は志ん生について「芸の幅が五十をすぎて、パーッと開けちゃった」「人間はズボラだったが、芸にウソはなかった」「志ん生の芸は傷だらけ(中略)その芸も完璧なものじゃなかったわけで、人間描写もいい加減なところがあった」「小さく固まらなかったから、いつかその芸がなんともいえない独特の芸風にふくらんでしまった」口演の出来不出来が激しかったが、「そこがいかにも志ん生らしいところで」「志ん生さんにはフラがありましたが、あれも型があっての上での自在な間なんです。型のないものは芸じゃありません。」と評している。「完成した5代目志ん生」を見ると「天衣無縫」と思えるが、実際は売れない時代が長く、芸について苦労して考えて苦心した上であの芸風を作り上げたことが窺える。


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